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城崎紀行〜親孝行の旅④

車椅子の母と城崎温泉へ一泊の旅行に出かけた、旅日記その4。

旅もそろそろ終盤へ。

神社寺院を参拝したくて、外湯は諦めていた私。

「御所の湯」を堪能した母と娘の強い勧めにより、入れ替わりでひとり湯につかることに。

後から知ったのだが、この「御所の湯」、2020年8月に屋根の腐食により天井の一部が崩壊し休館。

総事業費1億円以上を投入して大規模改修を行い、同年11月にリニューアルオープンしたという。

このリニューアルにより生まれ変わった「全面露天風呂」。

これがホントにサイコー♡

山の中にポツンと作られたような構造。

目のすぐ前に生い茂っている緑。
勢いよく流れ落ちる小さな滝。
見上げると青い空。
さえずる鳥の声。
空高く悠々と飛ぶ鳶。

「はぁ〜なんだこれ〜幸せ〜♪」

と、ひとりで呟いてしまうほど。

気付けばお隣の女性も空を見上げ「ふは〜〜♡」と心の声が漏れている。

勧めてくれた娘に感謝。

その間娘たちは私と入れ替わりで「温泉寺」へ行ってきたよう。

階段があり、手前でお詣りする母。

そのまま「御所の湯」まで戻り、私が上がるまで前のベンチで待っててくれた。

「サイコーだったわ♡」

「でしょー?」

そのあと、向かいのジェラート屋さんでアイスを買い、皆んなで食べた。

母はマンゴー、私は木苺♪

そして、お隣りの「四所神社」へもう一度足を運んでみた。

さっき、どなたもおられず諦めた御朱印。

社務所を見逃したかもと思い、もう一度探すことに。

すると…

ほうきで境内を掃いている奥様を発見!!

いらっしゃる!

勇気を出してお声かけしてみた。

「あの…御朱印をいただくことは可能でしょうか?」

「あぁ、大丈夫ですよ。こちらへどうぞ」

そう笑顔で案内してくださったのは、やはり奥にある一軒家。

神社用の御朱印帳を開いてお渡し。

「少しお待ちくださいね」

そうして拝受したのがこちら♪

うん、ステキ♪

いただけたことに感動。

私はついてるなと思った。

待ってもらっていた母たちにお披露目。

ついでに「温泉寺」の御朱印もお披露目。

ご満悦な私♡笑

その後は、目星を付けていたお土産屋さんでお土産を購入。

そしてお昼ご飯のお店を探しながら駅の方へと向かった。

帰りの電車まで、まだたっぷり時間はあった。

ゆったり、のんびりの旅だ。

私は海鮮ものが食べたかった。
娘と母はお蕎麦が食べたいと言った。

ひとつ娘たちが見つけていたお店は、かなり急な長い階段があり、母には無理だと諦めた。

お蕎麦も海鮮ものもいただけそうなお店を探しながら駅の方まで行くと、偶然にも発見!!

あるある、お蕎麦も海鮮ものも♪

しかし、これまた階段で登らないといけないお店。

しかも人気店らしく、お客さんの列ができている。

でもやっぱり食べたいものは食べたい!笑

階段は幅広く、途中に踊り場もあり、段数も少なめ。

うん、これなら母も登れるはず。

相談してこのお店に決定。

踊り場は広く、車椅子も置けるスペースだったので、母を立たせて待たせることもなかった。

これが私ひとりだと、たぶん諦めるしかなかったと思う。

私と娘で母を介助。
彼氏くんが車椅子を持ち上げ運んでくれた。

店内の通路は少し狭くて、店員さんに確認して入口に車椅子を畳んで置かせていただき、母は杖で歩きながら席についた。

さて、何を頼もうか。

メニューで私が釘付けになったのがこちら(笑)

「香住がに こだわり丼」と言って、贅沢にカニ1杯丸ごと使っていて、なんと1日限定10食!

お値段なんと 2,500円なり!(笑)

聞くとまだ注文可能とのこと。

普段なら絶対手が出ない贅沢なランチ。

でもね。

ラッキーなことに「全国旅行支援」で、ひとり1,000円のクーポンがホテルからいただけてたんだよね♡

それでも迷っている私に、「1,500円で食べられるんだよ?」と言う娘の一言で「はい、食べます!」(笑)

母はカニ寿司のついたお蕎麦。

娘は天ぷらのついたお蕎麦。

彼氏くんは「よくばり御膳」という、色んなミニ丼のセットを注文。

さらに焼きガニまで!

ぜ、贅沢〜♡

お味は言わずもがな「サイコー♪」。

カニをここまで堪能したのは何年ぶりかしら(笑)

待ち時間はかなりあったけど、幸せなランチタイムを過ごせて大大満足♡

それでもまだ時間があり、お次はカフェに行くことに。

お洒落なカフェは意外と空いており、すんなり入れた。

皆んなでお茶をし、それでもまだ時間があまったので、駅舎温泉「さとの湯」の足湯に入った。

余談だが、ファミマがオシャレな外観だった(笑)

足湯は初め熱く感じたが、途中からちょうど良い湯温に。

足も冷えていたんだね。

足湯の場所で、eスポーツの大会がされていてとても賑やかだった。

翌日たまたまテレビを見ていた母が、その模様がニュースで流れており、歓喜していた(笑)

残念ながら私達は映ってなかったけれどね。

さて、いよいよ帰路につく時間。

行きと同じように、JRの駅員さんに切符を見せ連携していただいた。

少し早めにお声かけしたのだが、駅員さんの数が少なめで結構お忙しくされており、もっと早くお願いしておけばよかったと反省。

バタバタさせて申し訳なかったなと。

教訓にいたします。

無事電車に乗り込むことができ、ここでもまた母はずーっと景色を楽しむことに(笑)

行きと変わらず、またまた首の心配と、割と大きめの独り言に気を配りながら、あまり眠れてない(もちろん電車でも眠れない)体を持て余す私。

家に着いたのが夜の8時。

さすがに疲れたかな(笑)

買ってきたお土産はこちら♪

こちらは私と母の分。

「雲丹のり」「炭酸せんべい」「カニせんべい」「がちゃまん」。

孫ちゃんたち4人にはお揃いのキーホルダー♪

孫ちゃん1号が大好きな「すみっこぐらし」のご当地温泉バージョン。

写真を撮り忘れたのが、長女からのリクエスト「かりんとう饅頭」と「炭酸せんべい」。

この「かりんとう饅頭」。

とても人気なのか、最初お店で見ていた時はたくさんあったのに、帰りにのぞくとラスト1個になっていてビックリ(笑)

さっそく次の日渡しに長女の家へ。

全部自分のものにしようとする、お饅頭大好きな孫ちゃん2号(笑)

すぐに自分のリュックにキーホルダーをつける孫ちゃん1号♡

息子のリクエスト「雲丹めかぶ」。

あとは美味しそうだった人気の栗餅♪

こちらも孫ちゃん3号4号の顔を見に行くついでに持参♡


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車椅子の母を連れての一泊二日の旅。

その旅日記を4回に分けて綴ってみました。

今回は孫ちゃんたちの居ない「大人旅」。

特に高齢の母がいることで、ゆったりまったりとノープランで観光もほとんどせず、とてもシンプルな旅となりました。

時間を贅沢に使い、温泉も楽しむことができ、美味しいものをお腹いっぱい食べ、神社やお寺にも行けて、本当に大満足の旅となりました♪

こういうのもたまにはいいかもね♡

皆さんもぜひ、温泉街をゆったり楽しんではいかがでしょうか。


最後までお読みいただき有難うございました♪

ではまた。        Tomoka (❛ ∇ ❛✿)


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