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『かなり異常』な高温と日経平均株価4万円

地球のため、全人類、夜は戒厳令(212)

「『かなり異常』な高温と日経平均株価4万円」


「今冬の高温『かなり異常』気象庁検討会」(2024/03/05読売新聞朝刊13版29面社会面)との見出しで、表題の通り異常高温を報じている。

「エルニーニョ現象」や「インド洋ダイポールモード現象」の影響を主因とし、地球温暖化も影響した旨報じているが、「エルニーニョ現象」や「インド洋ダイポールモード現象」も何か原因があって発生したものだ。高温の直近に起きたエピソードを主因としているところに疑問を感じざるを得ない。

主因はズバリ「地球温暖化」だ。

温暖化が悪さして「エルニーニョ現象」や「インド洋ダイポールモード現象」が起こったのではないのか。

「気象庁によると、今シーズンの冬は、1898年の統計開始以降、2番目の暖かさだった。」というが、統計開始後126年経っている。1世紀レベルの異常気象だ。

一方で、日経平均株価が4万円を突破した。生活実感からは想像できないが、経済が活況を呈しているのだろう。

私の暮らしの外で勝手に経済が回っているのだ。

経済が動くには〝消費〟という行為が絶対に欠かせない。モノのないところに消費は存在せず、モノを生産しなければならない。

モノを生産するためには、資源を採掘したり採集する必要がある。そして加工・消費する。この一連に資源・エネルギーは絶対に必要不可欠で、温室効果ガス、温熱、廃棄物を発生させる。

経済規模と株価が比例しているのだとすれば、いま、空前絶後の勢いで資源・エネルギーが使われ、温室効果ガス、温熱、廃棄物が生み出されていることになる。

どうして経済人たちは地球環境を度外視するのだろう。

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