「食・健康・お金・人との時間」の大切さがつまっていた【 できる男は超少食 空腹こそ活力の源!】船瀬俊介
何気に今年初の投稿となる。
私毎週(今のとこ)読んだ本の感想を軽い解説込で投稿しているものです。
(時々趣味など全く関係ない投稿もさせてもらってもいるが)
今年も何卒よろしくお願いいたします。
と書いたんですが、年末年始予定エンジョイしすぎて、休み明けも体調ダウンした日あったりと遅くなったこと謝罪させてください。
待ってくださってた方いましたら本当に申し訳ないです。
では始めていきます。
世間は忘年会、大晦日、正月、新年会とイベント盛りだくさんでしたね。
今年は厄年かってくらい元旦から暗いニュース続きですが我々個人的には素敵な1年にしたいものです。
このシーズン誰もが直面するであろう悩みの1つが『食べ過ぎた、しんどい』じゃないでしょうか?
こう書いている私もその内の1人だが。
そもそも、日常的に過食気味で満足感を得られないという悩みを少し前から実感していたのでこの機会に気になっていた1冊を読ませてもらった。
今年一発目に紹介するのは
船瀬俊介 著
できる男は超少食
空腹こそ活力の源!
何故か直接リンク貼れなかったので文字に貼り付ける形を取らせていただきました。
この本を一言で説明するなら。
身体の問題、大半は「食べない」ことで解決してしまう。
という衝撃の内容が書かれた1冊です。
しかも「国や医療が教えたくない内容だらけ」な情報の数々で正直ピックアップするのマズイかも、投稿今回は辞めとこかな。。。とも考えたくらい。お偉いさんに消されたくねぇし。。
という半分冗談はさておき。
タモリさん、ビートたけしさんは1日1食。
というのはもしかすると有名な話かもしれません。
ドラマ『相棒』で有名な水谷豊さん、ジャパネットたかた社長なども1日1食なのだとか。
上記の方々に共通することで想像つくなら
活力があり、何より "若々しい "
というイメージを抱けるのではないでしょうか?
本書の結論を先に書くなら
「1日1食」にするだけで若さとエネルギッシュさを保ち、更には病気知らずの人生に近づける!
といったところでしょうか。
大前提として「消化」自体がかなりエネルギーを消耗してしまう作業でもあり、後に紹介する「長寿遺伝子」が本来行う修復を妨げてしまう危険の伴う行為なのです。
消化を1日3回することで健康を損なうというのがザックリとした結論になります。
本書や断食でよく出てくるファスティングこそが健康面で最強というテーマといっていいでしょう。
まさに題名の少食を代表づける単語です。
著者の船瀬俊介さんは食品・医療・環境問題に取り組んでいるジャーナリスト・評論家をされています。
独特のスタイルで現代医療の矛盾、問題点にメスを入れる語りをされているとのことです。
今回紹介する本書以外にも多数の書籍を出版されています。
(本書巻末と以下ホームページを参考)
著者視点、そして他書や過去の研究結果を参考にしながら「1日1食にする事で得られるメリット」を解説していきます。
ボリュームと制作時間の都合上、内容の一部となりますことをご了承願います。
それでは解説していきます。
※本書は2015年4月20日が第1発行のため、一部内容が今と変わっている場合あるかもしれません。
私も医療知識のない素人なので、これから書いていく内容は当時の本書内容に沿ったうえで書いていきます。
上記ご了承ください。
「少食」のメリット
少食にすることでどんなゴールが待っているのか?
気になる人が多数でしょう。
実践する前に、まずは少食にすることで得られるメリットについて一部厳選のかたちで説明してまいります。
◆頭が冴える
まずは頭という面のメリットから。
著者の経験だと、朝からミスなく原稿を書き進めることができるとのこと。
少食にするだけで頭の回転がスムーズになるということです。
頭が冴える理由はもう1つ。
脳の汚れをデトックスできる。これこそが大きなメリットでしょう。
日本人にも多い認知症ですが、著者の考えでは「ファスティングを施せば回復する」と書いていました。
私も専門家ではないのであくまで著者の意見として参考にしたのみですが、クリエイティブな仕事や日々決断を迫られる経営者、いや全ての方にとって思考をクリアにできる面でメリット大なことに間違いないでしょう。
起きてからの3.4時間は頭の回転や集中力が向上するので "脳のゴールデンタイム" と呼ばれますが、その時間に思考が冴えた状態で挑めば脅威のパフォーマンスを発揮できるかもしれないと考えれば実践するのも悪くないかなと私も感じます。
◆若さが蘇る
これも魅力的でしょう。
本書の体験談でも「肌が綺麗になった」「若返った」と書かれていますし、もしくは読んでくださってるアナタも体験済みかもしれません。
マウス(ねずみ)を使った実験でもカロリー制限を設けた結果、寿命が2倍に伸びたとのこと。
その正体が「長寿遺伝子」と呼ばれるもの。
そもそも老化というものが遺伝子が傷つき、年と共に修復力が衰えることで起こるというのが理由とのことです。
この長寿遺伝子が活発化するのが空腹時なのです。
空腹を簡単に満たさない選択を取るだけで肌はツヤツヤ、見た目も若くなれるという老若男女だれもが求めるであろう姿を手に入れられるというわけです。
◆肥満症を防げる
こちらも魅力のひとつ。
肥満なだけで死亡リスクは3~4倍に跳ね上がるとのことです。
原因は積み重なった食事内の農薬、食品添加物などが蓄積するのが理由とのことです。
ここまで書いてきたので言うまでもないかもしれませんが、ファスティングを実践することは実質ダイエットに等しい行いとなり、蓄積させる回数も減るという認識になります。
肥満症は、糖尿病や心臓病、高血圧などのリスクを招いてしまう恐ろしい状態ですので、あくまで著書の意見ですが空腹にメリットあることは仮にでも実感できるはずです。
◆加齢臭が消える
こちらも魅力的なメリットです。
歳とともに体臭というものは気になっていくもの。
他書かYouTubeで聞いたことある知識で
" 女性は男性以上に臭いに敏感 " というのを聞いたことがあります。
匂い対策がここまで人気なのもここに繋がることでしょう。
私は男性で職業柄お客様と接することが多いのですが、やはり臭い強めのお客様へは正直好意を抱けません。
それと人と絡む以上、悪い印象は極力裂けたいのが本音です。
私も歯磨きにプラスしてケア入れたり、専用クリームを脇や足裏へ入念に塗ったりと対策はしているもののもし準備不足なら申し訳ない。
ただ、体臭や加齢臭が与える影響は人生規模で深刻ということになります。
本書によるとファスティングが加齢臭予防となる理由について「少食と菜食が余計な老廃物を生み出さないため」と書かれています。
原因は肉類や乳製品といった"動物食中心の生活"というわけです。
遠回しになりましたが、食は人間関係に左右されるといっても過言ではないというわけです。
◆お金が貯まる
個人的に1番頷いた箇所でここは最後にしよう。
人間いきていく中で必須なものの大部分を占めるのは食事でしょう。
それもあり食費というものは家計に多大な影響を与えてくるものです。
3色分×31日分という考えに陥りがちですが、これがもし1.2食、しかも多くなくともOKとなれば費用は一気に浮く形となります。
投稿時点の日本は物価上昇が続きつつも我々の給与は上がらず、なんなら引かれる額も年々上がっているのは実感済みじゃないでしょうか?
ならばファスティングという手段で食費を最低限に抑え、浮いた費用で貯金、自己投資、交際費にあてよう!という健康面でも人生面でも得しかないでしょう。
食に限らず『常識という前提を疑う』こと自体が超重要なのを本書で改めて思い知らされました。
ここまでまとめますと
・消化の代わりに細胞修復に力を使える
・頭が冴えて仕事のパフォーマンスも上がる
・若々しさを保てる
・肥満および生活習慣病を防げる
・体臭予防にもなる
・食費を抑えて別の投資に回せる
とメリット盛りだくさんです。
本書は他にも少食のメリット書かれていますので気になった方は一読してみてもいいかもしれません。
ファスティングを実践するために
いきなり少食になりましょう!!!
と言われても困惑するのは目に見えてますよね。
今までなんの疑いもなく3食食べてきたのだから尚更のことですし。
本書は、先程書いてきたメリットを踏まえたうえで少しずつ実践していけるような構成となっていますので、これから触れていく内容を順に実践すれば近づけることでしょう。
私も少しずつ慣らしていきたい身なので自身の為にもまとめていきますね。
◆持病がある人は要注意
解説の前に、本書では「持病のある人は、健康体の人よりも慎重に行うことが必要(92ページ)」と書かれています。
飲んでいる薬や急な反転症状の影響を受ける場合もあるので、断食に理解のある医師に相談することを推奨されていました。
その前置きだけ先に書かせていただきました。
◆大切なのは「断食へのプラス感情」
それでは本書の内容に移ります。
ファスティングを習慣化するうえで最も重要なのが「断食に対してのマイナスイメージを取り払うこと」となります。
ファスティングは"18時間以上ものを食べない"ことをルールにしてはいるものの、その間水やブラックコーヒーに頼ることとなるからです。
今回敢えて紹介しませんが本書ではファスティングに効果的なドリンクの作り方も書かれています。
これらを想像するだけで怯むかもしれません。
このマイナスイメージに対して著者は空腹を若返り、ハッピーという気持ちに捉えることを題名に書いています(91ページ)
先程の◆若さが蘇るで触れた「長寿遺伝子」が若返りや傷ついた機能の修復にあてられる事を紹介しました。
ファスティングをすることで、細胞にたまった毒が血液中に出され頭痛、めまいなど一時的に好転反応が起こると言われています。
不調になっても「ファスティングで身体がいい方向に向かっている」という意識だけは忘れないようにしましょう。
◆まずは2食から始める
ファスティングのメリットと仕組みまで書いてきましたが、それでもハードル高いことに変わりはないでしょう。
著者いわく
朝ごはんを抜くステップから始めた方がいいと書いております。
空腹時は水やお茶などの砂糖が入ってないものを摂取し繋いでいきます。
イメージで言いますと前日19時に夕食を食べたなら昼食は13時にとる形になるとのことです。
まずいきなり1食にせず、3食→2食→1食のステップで慣らしていくということでしょう。
朝起きる時間を変更する時も7時→6時半→6時と徐々に変えていくのと一緒です。
こうビジョンが浮かべばハードルは下がるかもしれませんね。
◆1食にする時は「腹八分目」を意識する
こちらも気をつけるべき点です。
1日1度という貴重な食事ですので " ガッツリ食べたい " というのは本音でしょう。
書いてる私でも本心で思ってしまいます。
しかし身体の観点でいえばリスクもございます。
断食状態でガツガツ食べ物を入れることは、胃腸への負担は大きくなるものです。
ですので、満腹を目指すのではなく、少し腹に余裕を持たせることが大切ということになります。
◆週一でも効果あり
ここまで読んでいくと問題点が浮かんだことでしょう。
会社の接待、昼は同調圧力で食べざるを得ない状況が少なからずある。などのやむを得ないタイミングは社会人誰しもが抱える悩みです。
本書では週一のファスティングでも効果はあると書かれています。
その場合は水、お茶、ファスティングドリンク、私個人的にオススメでもあるプロテイン。
といった補助に頼ってもいいでしょう。
先程書いたとおり、ファスティングは無理せず楽しくやることが大切なのでストレス溜まれば本末転倒です。
そのファスティングドリンクですが、豆乳ヨーグルトや野菜のスムージーといった補助アイテムのメニューも書かれていますので気になる人は是非読んでみることをオススメします(86ページ)
まだまだ紹介したいこと山々ですがここで以上です。
これ以上長くなると時間更にかかってしまうので割愛しますが他にも
・世間が教えない「1日3食」の真実
・食べる量を減らしても身体が慣れる理由
・肉を食べ続けるデメリット
・「牛乳・チーズ」の恐ろしさ
・和食が「最高の理想食」と呼ばれる理由
・医者が教えない「糖尿病」「認知症」の話
など「こんな情報知っていいのか」と目を疑うような内容てんこ盛りでした。
てんこ盛りながらページ数も少なくスラスラ読めますので読書苦手なんだよな〜という人にも入門の意味でもオススメできます。
医者が悪く書かれまくってるイメージなので個人的な意見を挟ませていただきますと、気をつけていても病気や疾患は出てしまう可能性大アリなので、ドクターの存在が我々にとって必要不可欠なことに変わりはないと言うのは私なりの意見です。
ただ、医者のアドバイスも聞きつつ本書で得た攻略も入れたうえで「自分はどうしていくか」という選択肢を持てる意味では本書の知識は大変興味深いとも思います。
自身の知見を広げる意味でも面白い1冊でした。
・3食ちゃんと食べてるけど気分優れない。
・過食気味の毎日から抜け出したい。
・食費の節約をしたい。
・正月太りで悩んでいる。
・頭を金槌で打たれるようなショックを受けたい。
・食生活を見直したい。
・今一度この世の真実の1つを確認してみたい。
など抱いてる方など是非手に取って読んでいただくことをオススメします。
他にも読書感想の投稿をしておりますので気に入ってくださった方は是非マガジンから他の記事も見てくだされば私とっても喜びます。
今のところは週の後半を目安に投稿しております。
投稿時点の今だと忙しくなってきたため遅くなる場合もございます。
その時は申し訳ないです汗
【余談】それでも「食」は人生を豊かにする
ここまで少食のメリット、ファスティングの方法を触り程度ですが紹介してきました。
健康体にもなれつつお金を温存できる。
こんな夢のような話あるのか!!!
と感動でした。
(とは言いつつ実は似た内容の本で大半承知でしたが、その本のリベンジ兼ねて今回の投稿作ったのが本音です)
ですが、私の感想を入れますと
「 食 」で得られる人間関係は健康レベルに重要
とも思いました。
ファスティングを推奨する著者自身も
と書かれています。
・肉は健康面でダメージが大きい
・アルコールはよろしくない
・砂糖は控えた方がいい
など健康関連では数多く飲食関連のNGが提唱されがちです。
それでも健康最優先しすぎて人との交流を避けるのは人生全体で考えれば損なのも事実です。
この本を手に取った動悸の1つがラテマネー(日々コンビニなどで使う費用)を抑えたい。そしてお金を節約、というよりもっと効果性を判断して使いたい。と思ったことが始まりでした。
支出の正式な管理は未だできていないものの、コンビニなどで買うスイーツ等が影響していることは目に見えてましたので戒めも込めて読ませていただき " 教訓忘れぬよう毎週ペースで思い出せるように " を理由に長文として感想残す形にしました。
そしてお金を自分や周りの経験などの時間に投資したいともココ最近思ったことです。
ザックリ言えば「自分が本当に大切にしたいモノ・コトだけにお金使えるようにするためのワンステップ」みたいなやつです。
そのお金を守るための対策として本書を読む流れになりましたが、ファスティングの凄まじさ、マイナスイメージに打ち勝つ心、断食以上に大事なこととこの先人生健やかハッピーに暮らせるアドバイスふんだんに知れてとても嬉しいです。
お金・健康・人生設計と個人的な課題まだまだございますが、今年は自分が心からいいと思ったモノ、コトに絞ってお金を使えるようになる!って目標で駆け抜けていきたい。
そう思わされました。
あとはこれを忘れず習慣化させる方法模索するだけだが。。
話どんどんズレてきた汗
人生目標の第1歩として 「 食 」 からスタートした私自身も驚きでしたが一発目に読んだ本として正解だったと思いたいっす。
人と楽しむ「食」をメインに普段の「 食 」も意識する。メリハリを忘れない
これを胸に今年1年駆け抜けていきたい。
といった所で以上にしますか。
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