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「自由詩」―{詩と暮らす:#シロクマ文芸部}

題:詩と暮らす

この世界では
みんなが
詩を 綴っている
それぞれの詩は
キラリと 輝く

木枯らしは
灰色のマントを着て
冷たい息を
吹きかける
道の 木の葉たちは
よろこび 転がりながら
カサカサッと 笑う

冬の 晴れた日
子犬は 窓辺の
ひだまりで 眠る
小さな体は
母の 子守歌の調べのように
やさしく 上下する

カエルは
冬の 挨拶言葉を
耳にすると
イロハモミジの 根本の
柔らかな 土の中に潜る
時々 空が恋しくなると
目だけを そっと 出して
ペールブルーの 冬空をみる
その目には 筋雲が 映り込む

南の 夜空では
オリオン星座が
静かな 輝きを放つ
まるで 荘厳な 祭壇のよう
何人の 恋人たちが
この星座を 見上げて
熱い ため息と
永遠を 誓ったことだろう

小牧幸助さん企画の
シロクマ文芸部の企画に応募させて
いただきます。小牧さん、お手数を
おかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
企画内容は以下のとおりです

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