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姉が実家を継いだ!その時に感じたそれぞれの選択と形

こんにちは。‷TOMOMI‴です。
庭のミモザの蕾が大きくなってきました。もうすぐ春ですね。黄色いミモザの花が咲くのが今から待ち遠しいです。1年あっという間でもあり、色んな変化をしたなぁと振り返りますね。
さて、本日は「代々続く兼業農家の実家を姉が継いだ」話です。「継ぐ」問題を正面から考えて決断すればどの答えも正解なんだよね。


姉が継ぎました

私の姉(40歳)は20代で結婚して10数年後の今。

手続きを経て、実家の姓を継ぐことを選び直しました

以前の記事の続きです。「姉の決断 家族会議続編」⇓


私の実家への思い

私も結婚して旦那と家庭を築いて10年になります。
個人的には、実家の姓が途切れる事を[仕方がない]と諦めていた人です。

時代の流れ。旦那に強制したくない。

何より自分自身が、実家に残って生活する事に魅力を感じなかったってのが一番かな。

ただ私の感情的には、寂しさや、苦しさも感じました。
特に祖父(故)から家への熱い気持ちをずっと聞かされてきたので、結婚の際は少し罪悪感も残りました。

随分前に祖父の事も記事にしたので是非⇓

姉にも、強制や義務感では実家に戻って欲しくないという私なりの気持ちがありました。

姉も一度嫁に出た身。
家に残る事を魅力的に思っていないとずっと思っていました。

姉も自分もそれぞれの形で大切に思ってる

そこで一番感じた事は、姉も私もそれぞれの形で自分の育った家族を大切にしてるんだなって事でした。

まず姉は、正面上では細かい事は言葉にだしませんが、結婚して実家を離れた事で姉なりに育った環境、家、を大切に思う機会が増えたのでしょう。
そして、親にしてあげたい事も明確になったのでしょう。

でなければ、沢山の面倒をしてまで、「継ぐ」決断はしないでしょう。

表立った熱い言葉は言わない姉ですが、心の中に動かされる何か(無自覚かもしれないけど)があるんだと感じます。

なんて言っても姉は「家」が大好きな子供でした。特に20歳前半で母が亡くなるまでは、実家に残る!と宣言していたくらい。
母を亡くしてから、その気持ちは無くなったと言っていたけど、本当はまだまだ心の炎は消えてなかったのかもしれません。

私はそんな姉が大好きで今回の決断も尊敬しています。


一方私。
形式上で実家を「継ぐ」事をしていません。

それは私が自分に素直になった決断。
素直になることは自分の中では「両親」から教えてもらった素敵な生き方だと思っているんです。

「素直に生きる」っていう決断。

主人の事を応援して、自分の人生を信用して、主人の父と娘と生活していくっていう「私達の決断」です。

でも心にはいつも「育った環境」「家族たちの思い」を忘れていません。
「家族の想い」をつなげる事も立派な伝承だよね。
って最近良く思います。

形は時代と共に変化して、消えて、融合して・・・・変わっていくものですが。
見えない想いってずっと引き継がれているんだと最近よく感じます。

大丈夫!私は私の方法でちゃんと引き継いでるって(^^♪

自分に出来る事はなんなんだろう?出来る形で繋いで行けば正解

私も姉に負けない位、実家を大切に思っています。
だから、家族が教えてくれた想い 家族が教えてくれた愛 家族が教えてくれた調和 そんな想いの数々を私の方法で伝えていく事もまた「継ぐ」事なんじゃないかな?

「継ぐ」って考えると自分の人生を振り返る時間でもある

「継ぐ」問題は今やそこら中に溢れてる問題だと思います。姉の行動も私の想いも、はたまた「終わりにする」決断をされた方も考えたなら全て尊い決断と感じます。
モヤモヤしつつ、決断しないようにしてほしいなって。
しっかり自分達の心と過去と話し合って決めて欲しいなって感じています。

どうぞ それぞれの人生が輝きます様に☆


最後までお読みいただいてありがとうございます。


気付きがあった 新しい視点がもてたと感じたら、反応していただけると嬉しいです。


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