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休み方を知らず、休んでいるつもりになってた話

私は今日気が付いた。

私は休み方を知らない。

ずっと知っているつもりでいた。

意識的に、積極的に、こまめに休んでいた。

…が、どうやら私は休んでいるつもりになっていただけのようだ。

気が付いたのは今朝。


スッキリ目覚められ、身支度もそうそうに終えて、後は家を出るだけ!出勤するだけ!と言う時、ふと涙が溢れて止まらなくなった。
身体はなまりのように重く、動かなくなった。

渋々会社に連絡する。「申し訳ありません。体調が…」


私は ここ数週間 仕事を休んでいた。
昨日の夜、明日こそ!と意気込んで上司に「明日、出勤させてください!」と連絡したところだった。

なのに何故。

昨日はあんなにも元気だったのに。あんなにも笑えていたのに。朝も起きられたし、身支度もスムーズだったのに。今こうしてパソコンを開いてnoteを更新できているのに。

通院していても状態が改善される気配もなく、ここ数年 同じことを繰り返しては自己嫌悪にさいなまれている。
そんな日々に嫌気がさして、根本的解決に向け、改めて初心に帰ろうと決めて向き合ってみることにした。

そして気が付いた。


昨年11月からつけ始めた日記を開き、ここ数週分の日記をさかのぼる。

「1日でも早く元気にならなくちゃ」「今日はコレをなんとかクリアした」「無理はしない」「前向きになりたい、ならなくちゃ」「明日こそはあれを頑張る」「今日はコレだけだけどこなせた」

毎日休んだつもりになっては、休んだ分を無駄にするまいと常に何かを追いかけては動いて1つでもいいからと何かをこなそうとする自分がいたのだ。

いや、そらなんも変わらんわ。休んでヘんやん。



辞書によると休むとは…
・動き、働きが止まる。
・心身を楽にする。
・日頃続けてきたことをしばらくせずにいる
ということだそうだ。

してへんやん。

動いてる。楽にしてない。ずっとしてる。


ハッとした。ずっと休んでいるつもりだった。
いったい何をしているのだろう。

休んでしまった罪悪感。
会社に迷惑をかける。非常識。夫に負担をかけてしまう。夫はしんどく手も身体に鞭打って働いているのに。

時間を無駄にしていることへの焦燥感。
せっかく休むなら、これとあれもしておこう。せっかく家にいるなら、勉強でもしておこう。掃除もしなくっちゃ。

少なからず、何かを得よう、生まなければ、無駄にしていてはいけないとあがいていた。

これを休むとは言わない。


でももう大丈夫。休むということが何かを知った。

まずは何もせず、考えない、無の時間から始めればいい。

休む以外何もしないに徹することから、また始めよう。


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