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不条理な世をともに歩いてゆく 〜「いじめの芽」の結末〜

長男の「いじめの芽」問題。
別の子からの暴力がきっかけとなり、結局先生に相談することとなった。

※他の関連記事は、
この最後に時系列に並んでいるので、
よろしければ御覧ください。

暴力というのが、学年でも有名な色々な子に暴力を振るって数々のクレームが入った子からもたらされた、「いつもの」と言っても過言ではないもの。

以前も先生に相談してその暴力も止まったと思ったのに、またか!またまたなのか!

もう、母のタガは外れた。
長男に、
「もう、言うからね」
と宣言し、長男も了承したことで、すぐに電話。
もう連絡帳へ手紙なんていう時間かかることなんてしてられない。主婦の夕方は忙しいのだ。

・また暴力があったらしい
・他の子からも、傘で叩かれたりする
・●人する!と言われて激怒していた
・いわれもない噂をされる

全て詳細に伝えた。

そして次の日。
担任の先生から言われたことが、

・全て事実であった。
・きっかけは、長男が信号が点滅しているのにわたったからやった
・先生も「長男君が原因で、始めたらしい」と私に言った
・長男が、あやまらなくてもいいけど、もうしないでほしい、と言った
・相手も、わかった といった

というもの。


事実でないことがある。
信号点滅のときに横断歩道をわたったのはもう数ヶ月も前のことであり、傘や●人の件とは時期が違いすぎる。

なんでそんなことを今さら持ち出すんだ!
それを先生も、なんでそのまま受け取るの!
許せん!!!

と、激情型の母は思った。

がしかし、激情型は、穏便派の家族の中では不利であった。

穏やかな長男は、
「やったって認めてくれたし、まぁいいかな〜」
まぁ確かに?
横断歩道を点滅でわたったのは事実だしね。

穏やかな夫は、
「まだ小学生だし、ふと思い出して、ってことじゃない?怒られたくなくて小学生が嘘つくなんて、普通でしょ」
なんでそんなに冷静なんだ!

とのこと。
平穏こそ最上な温厚型二人 対 激情型な私一人
で、私の負け。

だからって納得できるかーー!!

長男が原因だと誤解されたままなのだ。
イライラがまだ抜けない。
いつか先生と話すことがあったら絶対にその嘘暴いてやる!

大人げないことは自覚済み。
我が子を傷つけられて冷静になれるはずがない。

がしかし。
これ以上長引かせるのは先生への印象が悪くなるだけだし、長男へのあたりも強くなることも頂けない。
こういうこともあるのだ、ということで、終わらせよう。
納得できていないけれど。

それに。
納得できるできないはともかく、
学校での生活が、長男にとって穏やかであることが一番だ。
世の中の不条理なんて、このアラフォー女性には痛いほどわかっているというものだ。
この件も、世の不条理の一つだ。


しかし、この不条理な世の中でも、
私の怒りを受け止めてくれる夫がいるのだ。
受け止めたうえで、きっと総合的に最良であろう、選択肢を示してくれる。
「もうこれ以上深堀りはやめよう」
と私を引き止めてくれる。

なんて素敵な旦那様なのだ、君は。
また惚れ(以下自主規制)



不条理な世など何度も経験済みだ。
それを胸に刻み、怒りを胸にしまい、
母親業をやっていこうじゃないか。
我が子の平穏こそ、私の最良。




P.S. Mrs.GREEN APPLEさんの
「ナハトムジーク」を鬼リピートしながら書き上げたらこんな文章に。
影響が凄い。
音楽って、凄い。



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