いや〜、運の良いことに、ベ◯ン医科大学で研修をさせてもらうことになった時のお話。

Airbnbで同年代のルームシェアアパートの一室を借りて、楽しい日々を過ごしていた。

ある日、住んでいるアパートでできた友人と湖に行った。（色々やった後に、湖にも行って、ついでに少し泳いだ。）

後日、左足の親指をシャワーから出た時に見たら、なんか小指の爪の先二分の一程度の貝殻の破片が皮膚に沿った角度で刺さっており、その外側の皮膚直下に膿が溜まっている。（全然深くなく、結構表在なので、膿も貝殻の破片も除去して洗浄すれば自然治癒しそうに見えた。）

免疫抑制剤内服中だったので、放置しない方がいいとも考えた。しかし、休日（週末）だし、救急外来に行くほどの状況でもない。

友達のライターを借りて、ナイフを炙って消毒（滅菌）した後、皮膚を切開して、膿を取り出した。もちろん、感染源と思われる貝殻もピンセットで取り出した。浅かったためか、痛みはなかった。（絶対に、食材で使用したナイフは使ってないんだよね。だけど、たしか友人からライターは借りた。自主トレように持っていたメスと縫合セットの滅菌ブレードが切れて、プラスチック以外に使用していないメスを使ったのかもしれない。友達が未使用のポケットナイフを貸してくれた？　いや、けど、不潔そうじゃなくとも、使用済みのナイフは絶対に結構汚いから、どんなに洗っても組織には絶対に使用しない。この辺は締めるところはちゃんと締めてるはず。記憶が曖昧だが、10ブレードは滅菌があって、ピンセットだけを火で炙ったのだろうか？　いや、けど刃を炙って、本当に大丈夫か迷ってから、炎の殺菌力を信じたと思う。あれ？　別の時と混同してる？　記憶が曖昧……ショックだなぁ。）

これも、石鹸で何度も洗浄した後に、とりあえず普通の絆創膏を上から貼っておいた。翌日には仕事に戻る予定だったので、もし何かあれば、職場の友人（胸部外科の研修医）に診てもらえば、事足りるだろうと考えた。（当然、破傷風ワクチンも接種済み。）

幸いにも、傷は解放に向かい、なにも合併症なく完治したとさ。

昔は、きっとよく怪我をするとお父さんやおじいちゃんが自宅で処置してくれていたことだろう。

私も田舎に住んでいた時、よく自宅治療の武勇伝を近所のお父さんやお爺さん達から聞いて育った。（ちなみに、腕が折れている子を近所で見かけたら、自家用車に担ぎ込んで、車すっ飛ばして病院に連れて行く元軍人は多いです🤣。他のもっと危険な状況でも、救急車が高額でよっぽどのことじゃないと呼ばない風土だと、それはそれで色々問題もある。）

とはいえ、たかが傷、されど傷。案外とんでもないことも起こりうるので、特に土が付着した何かで怪我をした際には、病院に行って対処してもらおう！（破傷風は、発症すると致死率のわりと高い、とっても痛くて苦しくて、危ない病気だ！　定期的にワクチンできちんと予防しよう！　そして、ワクチンを打っていない場合には、怪我をした時に破傷風ワクチンは打とう！）

今を大切に生きよう！

追記：急遽必要な時に対応できるように、ポケットナイフとライター持っておこうかな？　（子供の頃から、ポケットナイフ好き。家の家族は煙草吸う人が一人もいないのに、メタルボディーのカッコイイライターが好きなんだよね～。まぁ、ライター持ち歩いていたら、嫌煙者なのに、喫煙者の間違われるリスクあるから、やめた方がいい気がする。とはいえ、日常用品って、意外な場面で超便利グッズになることもあるのね。）