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暗号資産・ブロックチェーンコラム

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暗号資産・ブロックチェーンに(多少強引に)絡めて好き勝手書いてます。
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2019年6月の記事一覧

正体不明の天才が生み出す価値

正体不明の天才が生み出す価値

アートの世界で20年以上未だ正体不明のまま活動し続ける異色の天才アーティストがいる。彼は、世界中のストリートをキャンバスに見立て、これまで反資本主義や反グローバリズム、反人種差別などメッセージ性の強い社会風刺アートを数々残してきた。ストリートアートを語る際には「公共物を汚す違法行為だ」との批判を避けることはできないが、今や彼の作品を落書きと揶揄する人は誰もいないだろう。彼の作品は突如として現れる。

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『私たちは日常的に投資活動をしている』今に求められる金融教育とは

『私たちは日常的に投資活動をしている』今に求められる金融教育とは

日本マーケットの流動性が落ちている。要は投資活動が活発でないということだ。政府は「貯蓄から投資へ」と言って国民の金融投資を促すが、これといって目立った成果は上げていない。NISAとかiDeCoとか少額かつ非課税をアピールして表面的に投資を促しても何の根本的な解決にならないと思うのは私だけだろうか。日本マーケットの話をした時に、潜在投資家層ばかりが流動性の低さの要因として見られることにも違和感を覚え

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ブロックチェーンが現代社会に提議するもの

ブロックチェーンが現代社会に提議するもの

Dappsプラットフォームを“国”に、その上に開発されるDappsを“企業”に置き換えて考えると、ブロックチェーンが現代社会に提議するものが見えてくる。

最初に“国”と“企業”の関係について考える。一般に“国”は“国債”(トークン)を発行し、“企業”は“株式”(トークン)を発行することで、その“国”の通貨(例えばETH)を調達する。“企業”を立ち上げる際に、その“国”すなわちDappsプラットフ

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年金制度が破綻しかけている今考えるべきは個の生産性である

年金制度が破綻しかけている今考えるべきは個の生産性である

2017年に起きたICOの流行。当時、世界中の多くの人が「ICOをすればお金が集まる」「ICOに投資すればお金が儲かる」という迷信にとらわれていた。まるでペーパーカンパニーの株式投資に皆が踊り狂った18世紀イギリスの南海バブルのように。
そんな中、業界で一際話題になったICO詐欺がある。アメリカ発祥のBitConnectだ。彼らは世界中の投資家に高額配当を謳い、ポンジスキームで多額の資金を集めた。

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BTC価格が高騰しても、今の業界は過去と違いクリアに進んでいく

BTC価格が高騰しても、今の業界は過去と違いクリアに進んでいく

弟「なんでビットコイン取引はコインチェックがいいんだ、兄さん…まさか」

兄「兄さんが知らないはずないだろ」

弟「じゃあ、教えてよ!なんでビットコインはコインチェックがいいんだよ、兄さん…やっぱ知らないんだぁ泣」

兄「兄さんが知らないはずないだろ」

弟「じゃあ教えてよ!なんでビットコインはコインチェックがいいんだよ!やっぱ、知らないだよ!兄さん、知らないんだよ!」

兄「兄さんが知らないはず

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