マッカーサー

1970年生まれ。名古屋市在住。愛知県稲沢市出身。愛知大学法学部卒業。元リクルート「ケ…

マッカーサー

1970年生まれ。名古屋市在住。愛知県稲沢市出身。愛知大学法学部卒業。元リクルート「ケイコとマナブ」の制作ディレクター。現在、フリーランスの広告クリエイター。ペンネームの由来は「松川さん=マッカーサー」。つまり空耳。単なる空耳。※Amazonアソシエイト・プログラムに参加申請中

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  • 小説|赤いバトン[改訂版]|全20話&あとがき

    昭和58年、愛知県某市の中学校。ある一人の女性教諭から始まった不思議な縁(えん)。昭和から平成、そして令和へと、さまざまな世代が感謝の環(わ)でつながり、やがて大団円を迎える。

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ショートストーリー|こころの声

わたしの家族を紹介します。 結婚3年目になる、 わたしと、カメラマンの夫ヒロシ。 そして生後40日目に我が家へやってきた、オスの柴犬ピント。 お迎えした日、ヒロシがファインダーを覗きながら、 「いまは耳がたれてるけど、いつ立つのかなぁ?」と言って、カシャ! わたしが「じゃあ、名前、ピントにしようか?」と提案。 「ヒロシ、カメラマンだし。それと耳がピンと立つように」 ヒロシも「それ賛成!」ってことで、命名ピント。 すると、なんとその後1週間くらいで耳が立って、 わたしとヒロシは

    • #008 GW中日と子持ち様

      X(旧 Twitter)見てたら、 GW中日 わたしは、 ふつうに「ゴールデンウィークちゅうにち」と読んでしまい、 ドラゴンズのことだと勘違い。 東海エリアにゆかりのあるひとなら、こればかりは仕方ない。 コレは全然「もやもや」ではなく、 子持ち様 「急な早退のせいで残業が増えた」 「急な欠勤のせいで仕事が増えた」 コレ言うひと、思うひと、あなた何様? あなたも、病気やケガとか、身内の不幸とか、あるでしょ。 いままでなくても、この先あるんだってば。 文句ばかり言

      • #017 予習から始めよう

        拝啓 この連載記事を一度でも読んでくださった方へ 初回「#001 身の丈にあった文章でいい」の冒頭で、 わたしは、このように書き留めました。 この、いわば宣言に、まったく変更ありませんが、 あらためて読み返してみて、もっと丁寧に書こうと反省しました。 なので、この連載記事のイントロダクションを、 いまさらながら書くことにします。 脱稿までと、脱稿後について、わたし自身が思っていることを書きます。 ※脱稿とは、原稿を書き終えることです。 [1]予習 ⇒[2]受業(学ぶ&

        • #016 叙述トリックのやり方

          拝啓 どうやるの? 知りたい方へ 前回の「#015 伏線の張り方&回収の仕方」と同様、 今回も出血大サービスで、特別にお教えします。 ■叙述トリックのやり方 最初に結論を申し上げます。 一人称(わたし・ボク)で書けば、簡単です。 あとは「いかに読者をミスリード(誤解・勘違い)させるか」だけです。 以下の「ショートストーリーこころの声」をクリックしてください。 別ウィンドウが開きますので、まずはお読みください。(3分で読めます) では早速、 ミスリード(誤解・|勘違い

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        • 小説|赤いバトン[改訂版]|全20話&あとがき
          21本

        記事

          #015 伏線の張り方&回収の仕方

          拝啓 どうやるの? 知りたい方へ [伏線 方法]で検索してください。 もしくは、チャットGPT先生にお訊ねくださいませ。 知識だけなら、すぐに身につきます。 ですが、テクニックは身につきません。 テクニックの習得には、ひたすら実践するしかありません。 つまり何度も小説執筆に挑戦し続けるしかないのです。 試行錯誤を重ね続け、実践経験を積み上げていくと、 あるとき「目からウロコ = 悟り」体験が得られます。 その体験を得られるまで、 さぁ、がんばって実践し続けましょう!

          #015 伏線の張り方&回収の仕方

          #007 居場所は、居てもいい場所

          つい先日、この画を買いました。 名古屋市「金山総合駅」南口の駅前広場で、 地ベタに座って販売されている方から購入しました。 一目惚れの、衝動買いです。 販売されていた方は、アーティストの「shinko新子」さん。 見た目のご様子から、 |某かの事情を抱えていらっしゃることは、すぐに解りました。 一般企業で働けるような感じではありません。 (詳細は訊いていません。訊けるはずありません) ちなみにこの画は現在、リビングに飾ってあって、 ときおり眺めては、癒やされています。 ワン

          #007 居場所は、居てもいい場所

          #014 見習うべきは女性の文章

          拝啓 頭がいいと思われたい方へ 今回の記事は、 前回「#013 リクルートで学んだこと」のつづきのような内容です。 入社後の新人時代、 「女性が書いたエッセイを読みなさい」 わたしは上司から、そのようにアドバイスされました。 まずは、そのときの様子を詳しくお話しします。 自分の書いたコピーを上司に見せたところ、 「漢字ばかりで、お前は中国人か?」と言われ、 「お前のコピーは難しすぎるんだって」と指摘され、 「読者はそもそもお前の文章に興味なんてない」と強烈パンチを喰らい

          #014 見習うべきは女性の文章

          #006 スクールカーストって何なん?

          スクールカーストって、 カーストという言葉が使用されているので、 どうしても階級社会構造のイメージが強いです。 てか、あの序列の概念図が原因なんだと思う。 (三角形を1軍・2軍・3軍で区切ったあの図です) 名づけ親がどなたか知りませんが、 スクールカーストという言葉とセットで、 あの概念図を広めた人たちがいる訳で、 一部の学者さんとか、マスコミさんとかが広めたような気もします。 もやもや~、モヤモヤ~。 正しくないってことは、何となく誰もが気づいているところに、 今度は

          #006 スクールカーストって何なん?

          #013 リクルートで学んだこと

          拝啓 リクOBがいま何を実践しているか? 知りたい方へ いまのリクルートは、 連結売上収益3兆円超えの大企業です。…… あな恐ろしや。 わたしが在籍していた頃(90年代)のリクルートは、 ベンチャー色が強く、深夜残業もお構いなし。 いまの時代なら、体育会系ブラック。…… これまた、あな恐ろしや。 さてさて、今回の記事タイトルに、 あえて古巣の社名[リクルート]を入れました。 その理由は、リクルート在籍中に学んだことが、 現職の広告企画&制作においても、この[note]の

          #013 リクルートで学んだこと

          #012 音読してますか?

          拝啓 カフェとかで執筆作業をされていらっしゃる方へ 小学生のとき、 国語の授業で「はい。次、◯◯さん」と呼ばれて立って、 音読しませんでしたか? ちなみにわたしは、よく褒められました。 調子こいて早口になって「ゆっくり!」と叱られもしました。 いまどきは、小学校低学年の宿題でも、音読があります。 保護者の皆さん、ぜひとも「上手だね~」と褒めてあげましょう。 きっと読書好きになると思います。 わたしの場合、小学生のとき、読書好きになって、 図書室にあった伝記やら児童文学や

          #012 音読してますか?

          #005 エンジェルナンバー

          ~ 本日、そろったので、みなさまと共有 ~ (この記事を見たひと、すべての方に幸あれ)

          #005 エンジェルナンバー

          #011 自分のことなら書ける

          拝啓 取材がめんどくさい方へ もしもあなたが大手出版社から 「ニューヨークを舞台にした小説を書いてくれませんか?」 そんな依頼をされたら、どうしますか? わたしだったら「書けません」と即答します。 行ったこともない街のこと、書ける訳ありません。 わたしにとってのニューヨークは、 ビリー・ジョエルのこの曲「ストレンジャー」。 あるいは、 イエローキャブ、マフィア、ロバート・デ・ニーロ、 マンホールから蒸気が立ち上っている街。 まさにマーティン・スコセッシ監督の映画そのもの

          #011 自分のことなら書ける

          #010 小説じゃなくてもいい

          拝啓 別の表現ジャンルにも興味のある方へ 小説という形にこだわらなくてもいい。 エッセイでも構わない。詩でも画でも構わない。 音楽でもいいし、思いの声を録音するのでもいい。 定形にこだわらず、やってみたいと思った形で表現すればいい。 別の表現ジャンルへの挑戦を、おそらく誰もが賛成されると思います。 もちろんわたしも大賛成です。 実際にわたしも挑戦しました。 2020年の春、コロナ禍の自粛期間中、 わたしの内面は、びくびく・イライラ・もやもやなど、 いろんな感情が綯い交ぜに

          #010 小説じゃなくてもいい

          #004 ピリピリの新学期を前に

          いまの現役教師の方には、 学生時代、スクールカーストの1軍にいたひとが殆どいない気がします。 圧倒的に元2軍で、3軍出身者が少々。…… そんな印象です。 (元2軍には、中学1軍 ⇒ 高校2軍も含みます) そもそも、元2軍の多くは、 クラス内や部活内で苛烈ないじめを見ても、 何もしなかった・何もできなかった傍観者たちです。 つまり、いまの学校教育現場は、 そうした元傍観者ばかりで占められているということです。 …… あくまで印象です。 報道される度、 学校関係者の対応があん

          #004 ピリピリの新学期を前に

          #009 コントロールを◯◯に任せる

          拝啓 迷子になってしまう方へ 今回のタイトル「コントロールを◯◯に任せる」の 伏字部分「◯◯」に何が入るのか? 今すぐ知りたい方は、スクロールして本記事の末文をご覧ください。 「あとで構わない」という方は、このままお読みください。 さて、小説を書いていると、 主人公のエピソード、脇役のエピソードはもちろん、 ちょい役のエピソードも増えていきます。 シーンもどんどん増えて、セリフのやりとりも増えます。 書きながら興奮し始めて、 キーボードを打つ手がスピードアップする。……

          #009 コントロールを◯◯に任せる

          #003 テレビのひとたち

          テレビを観ていると、 「なんだ、この不快感は?」という[もやもや]を感じます。 以下[もやもや]10個、陳列します。 ①芸人さんたちがワチャワチャ騒いでいるバラエティ番組。  演者さんとスタッフさんは何だか楽しそうですが、  まるで休み時間にはしゃいでいるクラスの1軍男子みたいで、  観ているこっちは蚊帳の外。  それでもテレビのひとたちが「面白いでしょ」と押しつけてくるので、  たまに愛想笑いしてしまう。…… あぁ、自分が情けない。 ②演技について哲学っぽいことを言おう

          #003 テレビのひとたち