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季節が変わる前にやっておきたい確認とお手入れ

こんにちは。macasellです。
残暑に入り、ここから少しずつ秋に向かって季節が移ろいでいきます。今年の夏は気温も日差しも厳しい為、ご自宅や店舗、オフィスがいつも以上に傷みやすい可能性が考えられます。室内・室外問わず傷んでいるところがないか確認していきましょう。





ここを確認しよう!

夏は高い湿度に加えて急な雨、台風などで風通しの悪い屋内や日の当たらない場所が湿気やカビにやられてしまうこともあります。また雨どいや雨戸、バルコニーなどの常に高温と紫外線に晒される場所がダメージを受けやすい季節でもあります。
季節が変わる前に、それぞれの気になる場所をチェックしていきましょう。

※下記は基本的な点検・お手入れの一例です。素材や状況によっては適さない場合もあります。


① 室外の日陰

屋外であっても常に日陰になっている場所は、意外な要注意ポイントです。
特に風通しの悪い所ではカビや腐食が発生しやすいため確認した方がよいでしょう。


② 雨水が流れるところは要確認

雨どいや排水溝、窓や雨戸などのサッシ周り、バルコニーのように雨水が流れる場所は風や紫外線の影響を受けやすい場所にあることも多いです。そのような場所に塗装の劣化やひび割れ等がないか点検しましょう。
秋の台風シーズンの前にはチェックしておきたい場所ですね。


③ 日差しが落ち着いた頃に気になる外構

秋が近づき日差しが和らいだころ、外壁やカーポート周り、ファンクションユニットやウッドデッキなどの痛みが目につきやすくなり、よくご相談をいただきます。この時期は真夏に比べ、屋外に出やすい気候であることも関係しているかもしれません。
真夏の高温でダメージを受けたものがないか、点検してみましょう。


④ 室内も忘れずに

水回りや空気の流れにくい場所、玄関や靴箱、傘や雨具を保管する場所等、普段そんなに気にならないところも、今年のように猛暑が続くと湿気やカビの影響を受けやすくなっています。壁や床、保管状況等に問題がないか確認をしましょう。


⑤ 日常的に使っているものも一緒に確認を

季節関係なく、年中使っている場所も気温や湿度の影響で急に傷んだり、気づかない間に壊れていることも。意識して確認することで、その違和感や不具合に気づくことがありますので、定期的な確認が大切です。



お手入れが必要な時は?

まずはご自身で掃除等を行いケアをしましょう。日々の掃除やケア次第では、きれいな状態を長く保てることも。掃除をする際は、カビやコケ、鳥のフン、埃などを吸い込まないようにマスクや手袋等の保護具で対策を忘れずに。


室外の日陰のお手入れ

長雨の後、日陰や風通しの悪い場所にはカビやコケが生えてしまいます。
コンクリート壁や庭石の場合は、

  • 高圧洗浄機を使って除去する(操作をする際には注意が必要です)

  • カビには塩素系洗剤を希釈してスポンジやブラシで擦る(素材によっては使用できない場合があります)

といった方法できれいにすることができます。


雨どい

雨どいは葉っぱなどが溜まりやすく、放っておくと雨の日に排水の役割を果たせなくなることも。その為、定期的に除去が必要となります。高い場所のお手入れなので、脚立等を使用する時は落下に注意しましょう。


排水溝

排水溝は土が流れ込んで溜まっていることがあり、それが原因で配管が詰まってしまい不衛生になる場合があります。ふたを開け、泥を取り除くといったお手入れが欠かせません。


窓拭きは極力、曇りの日に行います。そうすることで付着した汚れの確認がしやすくなり、さらに適度な湿度が汚れをゆるくすることも。

窓を拭く際には、外側から内側にかけて行います。窓拭きの方法はいくつかあり、

  • 新聞紙を濡らし、丸めてから拭く

  • 中性洗剤でしつこい汚れを落とす

  • スクイジーで水を切りながら拭く

等があります。ご自宅の窓を確認し、汚れ具合に合った方法を選びましょう。最後に乾拭きでの仕上げや、網戸、サッシの掃除も忘れずに。


雨戸

雨戸は雨・風の酷い日に一番外に晒され、砂埃や粉塵といった細かい汚れがついています。
汚れの程度にもよりますが晴れている日に雨戸を閉め、水もしくは中性洗剤を少し溶いた水をブラシやスポンジに付け、上から順に洗っていきます。内側も同様に洗い、最後に乾拭きをし、しっかりと乾かしましょう。レールに水や汚れが残ると、また窓等を汚しますので最後にしっかりと拭き上げます。


バルコニー

バルコニーは土埃や粉塵、排気ガス、洗濯物の糸くず、埃、髪の毛、落ち葉、動物のフン、虫の死骸、コケ等で汚れています。
硬く絞った雑巾で上から順番に手すりや壁を掃除し、汚れを落とし、最後に床に溜まった埃をまとめて取り除きましょう。霧吹き等で濡らしたり、新聞等を濡らし散らせてから掃き掃除をすることで、埃が舞うのを防ぎます。
アパートやマンションといった集合住宅の場合、近隣に水や埃が飛ばないように注意が必要です。


ウッドデッキ

ウッドデッキは普段から屋外用のほうきで掃き掃除を行います。砂埃が溜まってきたら、定期的に除去をしましょう。汚れが酷い時には中性洗剤を水に溶いて、デッキブラシ等で軽く擦ってきれいにします。
防腐、防虫を目的とした保護塗料が塗られている場合は、塗り直しなどの定期的なお手入れが大切です。


お庭

お庭は土に湿気が溜まったままだとカビてしまったり、水溜まりを放っておくと虫が湧くことも。水はけを良くし、水を吸い上げる植物を植えたり、定期的に草むしりをすることで土に水が溜まらないようにする等も有効です。


外壁

外壁も砂埃や粉塵、排気ガス、カビ、コケ、雨だれといったことが原因で汚れが目立ちやすい場所です。その為、外壁用洗剤や中性洗剤を使い、優しく洗い落とします。
外壁塗装の傷みや汚れが気になる場合はプロに依頼することをお勧めします。


屋根

屋根も外壁と同様に汚れやすい場所です。落ち葉の除去、中性洗剤を使ってブラシ等で汚れをこすり落とし、高圧洗浄機でしっかりと洗い流します。高所での作業になるので、DIYではお勧めしません。


カーポート

一般的なカーポートに使われる屋根材のポリカーボネートも紫外線の影響を受けやすい素材です。劣化が進むと割れや曇りが発生します。
交換作業は慎重に行う必要があり、脚立等を使用した作業になることが多い為、素人の方がされるのはお勧めできません。
ヒビや割れがある場合は早めの交換、修理をお勧めします。


玄関

玄関は靴裏についた土や砂埃、ゴミ、落ち葉、粉塵、排気ガス、髪の毛、埃などが溜まります。また湿気が溜まりやすい場所でもあります。
掃除をする際には換気をし、埃がたたないように注意しながらゴミを集め、硬く絞った雑巾で水拭きをしましょう。汚れが目立つところは水で汚れをゆるめ、ブラシやスポンジなどで擦り落とします。

玄関のドアも同様にしっかりと絞った雑巾で拭き上げます。その際、内側から先に行い、同様にドアノブの除菌や表札、インターフォンの拭き掃除も忘れずに。


靴箱

靴箱は湿気がこもりやすく、ニオイやカビが発生しやすい場所になります。靴を全て取り出し、埃や小さなゴミを取り除いたあと、消毒用アルコール等で拭きあげます。水よりも揮発しやすいものを使用することで、湿気が溜まるのを防ぎましょう。

傘立てや雨具を保管している場合も同様に掃除をしますが、雨具自体をアルコール消毒すると痛める可能性がありますので、水で薄めた中性洗剤などを使用し、洗った後はしっかりと乾かしましょう。



それでもケアしきれない場合は?

毎日多くの時間を過ごす自宅や店舗、オフィスを良い状態で維持するには定期的なメンテナンスが大切です。素材、場所、状況にあった適切な点検とお手入れは、劣化や破損を軽減する有効な手段です。

自分ではチェックできない場所や、DIYでは難しい場所はお気軽に macasell にご相談ください。

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メール、 DMからのご連絡をお待ちしています。


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