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2022年の音楽活動まとめ

2019年から音楽活動の場をオンラインへと移行して、歌い手や作詞提供で細々と活動してきた。
その成果が突然現れた2022年。

ユニット活動

Moon Jelly

一番大きな出来事は、Moon Jellyとして活動を始めたこと。

Moon Jellyの相方さん、deepseaさんと知り合った当時は、実はすごく自信を無くしてガックリしている時期だった。
そんな時に「歌声気に入ったので」と声をかけてくださって、それだけでもとても有難かったのに、さらに「ユニットで活動しませんか?」とお誘いいただいて。
すごくすごく嬉しかったし、とても救われた気持ちだった。

活動し始めた当初はまだ疑心暗鬼な部分もあって「ま、上手く進めばラッキーかな」くらいに考えていた。
ところがどっこい!
活動開始からここまで、順風満帆そのもの。
怖いくらいに上手く進んでいくので、正直驚いている。

こんなに順調に活動できているのは、deepseaさんのおかげ。
音楽的なことはもちろんのこと、活動するうえで必要な企画力、営業力、推進力・・・全てにおいて本当に才能のある人。
船の船頭として舵取りがとても上手なので、私はただのいち乗組員として乗せてもらっている感覚。

これまで一人で、ただ闇雲に活動を続けてきた中で
自分に足りないものが何かを、嫌というほど突き付けられてきた。
そもそも「一人で何かをする」というのが下手くそ。
そのくせ「自分から人を誘う」ことが苦手。
『よくそんなんでソロ活動してたな・・』と呆れるが、出来ることを出来る範囲で、細々でも継続してきて本当によかった。
今こうして、自分の「足りないもの」を補ってくれる人に出会って、安心して委ねられるようになって。
ようやく自分の「出来ること」が「使えるもの」になった気がする。
自分を活かしてくれる人と出会えた私は、とても幸運だと思う。

この幸運に胡坐をかくことなく、自分の「使えるもの」できちんとお返ししていきたい。

来年もこのまま、順調でありますように。

歌い手活動

Moon Jelly以外では、歌い手としても充実した一年だった。

pain&dry project

加倉鰯さんのpain&dry projectにはたくさん起用していただき
歌入れのお話をいただくたび、とても嬉しかった。

加倉さんのメロディはとても個性的で、私の中にはない節回しのことも多く、最初は歌い慣れるまでに時間がかかった。
回数を重ねるごとに、だんだん馴染んできて4回目参加の時のレコーディングはとてもすんなり歌えた。
そもそもこの曲は私が歌いやすいように作ってくださったそうなので、ここでも私は人の優しさの上で活動させてもらってるんだな・・と実感。

STAND ALONEさん

STAND ALONEさんからは、カバー曲に歌入れのご依頼をいただいた。
オケはすでにいくつかある中から歌いたい曲を選ばせてくださり、私はあいみょんと家入レオを選曲。
実はあいみょんの曲を歌うのはこの時が初めて。
聴きやすいメロディなので、すぐ歌えるだろうと高を括っていたが、歌ってみたら思いの外難しくて少々凹んだ。
逆に家入レオがとても歌いやすくて驚いた。
自分の中に落し込めていないメロディを理解するのに時間がかかるようになったのだな・・と、悲しい現実を感じた歌入れだった。

Magic Arts

Magic Artsは単発ユニット。
BlueFieldさんより楽曲をいただき、私は作詞と歌を担当。
アイドル曲のような、とてもキラキラしたポップソングだったので、歌詞もそれを意識して前向きでキラキラした感じにしてみた。
初めて共作させていただく方とは、お互いに探り探りのため、この歌詞と仮歌を送った時にも『気に入ってもらえるだろうか・・』と、ドキドキしながらお返事を待った。
結果、気に入っていただけたようで、とてもホッとした。
曲が完成した時に、BlueFieldさんから「宝物がまた一つ増えました」と言っていただき、そんな風に思ってくださる方とご一緒できたこの経験が、私には何よりの宝物だと思った。

Groovyさん

Groovyさんには、コラボレーションということでお声かけいただいた。
デモ音源や他の方とのコラボ曲もとてもカッコよくて、「ぜひとも!!」とお返事して、制作スタート。
こんなカッコいい曲を作る方に声かけてもらえたことがすごく嬉しかった。

Groovyさんとのコラボ制作は、今までのオンライン制作とは違う点が多かった。
まず、オンライン制作ではテキストメッセージと音源データのやり取りのみで進むことが多いが、Groovyさんとは正式にコラボが決まってから通話での打ち合わせをした。
理論よりも感覚で物事を考えるところが自分と似ていて、お話ししやすく
また作品の作り方や目指すことなど、とても面白くてワクワクすることばかりだった。

お話の中で「メロディ作るのはあまり得意でない」とのことだったので、それならばとセッション形式での制作を提案してみた。
Groovyさんからはメロディのない打ち込みトラックだけいただいて、そこへ私がメロディをつけるという方法。
バンド活動していた時にはセッションからの曲作りもしていたが、オンライン制作ではそんな作り方したことはない。
でもちょっとやってみたくて、思い切って提案してみた。
もちろんご快諾くださって、出来上がったのが『be your side』。

私は「歌い手」というよりは「声のフリー素材」になりたいと思っている。
私の声を使ってくださるなら、それは「歌」である必要はなくて、ただの「素材」として捉えて、煮るなり焼くなり切り刻むなり、制作者の自由に使っていただければ嬉しい、という考え。
この点がGroovyさんと共通で、声もひとつの素材として楽曲の中に組み込んでいくので、私も自由に声を入れることができて、また新たな経験をさせてもらえてとても楽しい。
次のコラボ予定もあるので、これはまた来年のお楽しみ。

2022年は今までやってきたことが突然花開いたような感じで、本当に細々でも継続するって大事だったんだなと実感した一年。

来年も引き続き、楽しく音楽に関われますように!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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