#108 中山コーヒー農園体験③加工編
今日は中山コーヒー農園体験 第三部として加工編をお届けします!
マニアックな話題が続き申し訳ございませんが、お付き合いください。
第一部と第二部をまだご覧になっていない方は、ぜひ覗いてみください。
コーヒーチェリーの収穫が終わったらコーヒーチェリーを加工していきます!コーヒー業界では収穫してからチェリーを種にするまでに加工工程を精製(せいせい)と呼びます。ただ、精製という言葉は聞きなじみのない方が多く、私自身とっつきずらいと感じているので、説明するときは加工って呼んでます。
加工手順をざっくり説明します。
①チェリーの選別
②チェリーの皮むき
③チェリーのぬめり(ミューシレージ)取り
④乾燥
⑤脱穀
↓
生豆
こんな感じですね
今回の体験はかなり体験よりの工程なので、加工にかかる時間は1時間ほどにぎゅっとなっていますが、実際の農園では1~2か月ほどかけて加工していきます。
難し話は置いといて、農園体験での加工の様子をお届けしていきましょう。(加工に夢中だったので、あまり写真はありません。ご了承ください)
①チェリーの選別
収穫したチェリーを水に浸けて、選別していきます。ここでは、浮いてきたチェリーを取り除いていきます。沈んだコーヒーチェリーのみを使用します。頑張って収穫したのに、残念ながら数%は使えません。この時の、チェリーの重さは126gでした!
②チェリーの皮むき
手でチェリーの皮を剝きました。ぎゅっと押すと種がでてきます。この時点での種の重さは68gです。
③チェリーのぬめり(ミューシレージ)取り
皮を向いた種がぬめぬめしてるの分かりますか?これがミューシレージといわれるモノです。このぬめぬめを水の中でごしごし擦って、落としていきます。この時の重さは52g
④乾燥
ある程度ぬめりを落としたらザルに移して、直火で火にかけながら乾燥させていきます。この時の種の重さは41g
⑤脱穀
最後に精米機で脱穀したら、コーヒーの生豆(きまめ)がでてきます。この時の種の重さは31g
ということで、収穫して生豆になるまでの加工はこんな感じです。
伝わりましたでしょうか?
私も、実際に農園に訪れて初めてこの加工を理解しました。
まだよく分からないという方は、ぜひ体験に訪れてみてください。
さあ、残すは焙煎と抽出ですが、
それはまた次のnoteでお届けしたいと思います。
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