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人生を変える80対20の法則

皆さん、こんばんは。

今日は、心理学のオススメ図書を少し紹介しようかと思います^_^

「好きなことに全力投球せよ」という、自己啓発本でよく書かれることですが、その根源になっている書籍です。

ビジネスの世界においては、会社のマーケティング戦略や事業の効率化で知られていますが、実際の私たちの日常でも知っておくと良いと思います。

■人生を変える 8 0対 2 0の法則(1998年)ーリチャード・コッチ

( 英語名: T h e 8 0 / 2 0 P r i n c i p l e : T h e  S e c r e t  o f  A c h i e v i n g  M o r e  w i t h  L e s s  1 9 9 8 )

心理学では、有名な書籍で、知っている人も多いかもしれませんが、

一言でいえば、

「効果/結果の80%は努力全体の20%から得られる」という法則です。

会社でいえば、「売上げのほとんどは 、全品目の20 %の製品から上がる 」ということです。

会社の事業が100あるとしても、主な売り上げを挙げているのは、そのうち20の事業からであり、残りの80は、売り上げにさほど貢献していないということになります。

これは、前職の会社員時代に、会社の事業と売り上げの推移を分析したことがありますが、感覚的にも、とてもリアルな数字な気がします(ネットビジネスではない場合のみですが)。

個人の人生に当てはめると 、「幸福の80 %は 、全時間の20%を費やした事柄から生まれる」といえるでしょう。

私たちは、古くから、「努力すればするほど結果が出る」、「不得意なことでも、バランスよく諦めずに取り組むこと」が美徳とされ、それが結果を結ぶと信じられている節がありますが、

それは必ずしもそうではなく、「自分のコアとなるもの(20%)」に労力を突っ込むことで、最大の効果を発揮するということです。

「簡単にでき 、しかも好きなことをすべきである。そうすれば 、他人よりずっと有利になり 、その分野の頂点に立つことも可能だ 」by リチャード・コッチ

普通の人がやっていることに比べて 「仕事 」らしくないかもしれないけれど、大きな報酬をもたらすのは 、この種の努力だけで、旧来の世界と違い 、その論理を活用した者が 、投じた労力よりもぐんと大きな成果を期待できる 。

ただし、その投じられる労力は 、高度で かつ独自性を反映したものでなければならないということでしょうか。

 「ほとんどの人は的外れなことを一生懸命やりすぎている 」 80対20の法則は 、現実のものごとのいとなみで自然に起こる不均衡を反映している 。「時間は足りないのではなく 、あふれるほどあるのに 、私たちはそれを 「湯水のように使っている 」というのが 、危険な真実なのであるby リチャード・コッチ

このような視点があると、例えば、会社で取り組まれている「働き方改革」においても、ただの「業務分析・時間管理」の視点だけではなく、「事業を支える20%は何なのか」、「その20%に人材がしっかりはられているのか」という視点が大事であり、会社によって「働き方改革」は様々であるはずと理解することができます。

「時間管理など必要ない 。必要なのは時間革命だ 」「時間について合理的に考えようとしても無駄なことだ 。時間管理手帳がうたうように時間効率を15-20%改善するなどということは 、 重箱の隅をつつく ようなことでしかない 。意外で非合理に思えるが 、重要な20%のことに使いさえすれば 、実際には時間は豊かになる。」by リチャード・コッチ

個人においても、「自分の20は、果たしてなんだろう?」と考えながら、今後の人生を見直してみるといいかもしれません^_^

ということで、

本日も素敵な夜をお過ごしくださいませ。








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嬉しいです^^ 美味しいコーヒーと一緒に今後の医療談義をしたいなと思います。