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自己肯定感の高め方~「自分の強み」を活かしきる方法

皆さん、こんにちは。

いかがお過ごしですか。

突然ですが、「自分の強み」を活かしきれていますか。

最近は、副業がブームであったり、「自分の好きなことや強みを活かして仕事をしよう」という生活スタイルが注目されていますが、こんな時代だからこそ、「幸せの根底」を再認識する必要があるなと感じます。

「好きなことをしていれば、幸せ」であり、「自由を獲得すれば、成功」という認識を持って、フリーランスを目指す人がいますが、これは万人に当てはまるわけではありません。

まずは、個々人の「自分の定義」を探る必要があると思うのです。

私の場合、幸せや成功の概念は、「自分の強みを活かしきれていると日常的に感じること」だと思っています。

上記でいえば、働き方は、フリーランスであろうと、会社員であろうと、どちらでもよいのです。

実際に、明確な目的もないまま、会社を転々としたり、フリーランスになっても、幸せを感じずに不満を抱えている人もいらっしゃるかもしれません。

転職自体やフリーランスを経験することは良いことだと思いますが、「自分の幸せの定義」を認識せずに、苦しんでいるのであれば、自分を見つめなおしてみる良い機会かもしれません。

まずは、「自分の強みを知り、どう活かすかを考える」、そして、「発揮する場を増やし続ける」ことが大事だと考えます。

また、強みを日常的に発揮することで、「自分のできる範囲が増え、新しいことができる」という感覚を感じることは、自己肯定感を高めることにもなります。

「自分の強み」を活かしきるためには、
・自分の強みを知る
・自分の強みを日常に活かす方法を探す(自分を定義つける)
・自分の強みを探求し、新しいことに日常的に挑戦し続ける

・自分の強みを知る

就活などで、様々な自己分析ツールが紹介されていたりしますが、私のおすすめは、以下です。

ポジティブ心理学の分野で、信頼されているツールです。

この中で、5つの自分の強みのポートフォリオを得ることができます。まずは、自分の傾向を知ること。自分のトリセツを知ることから始めましょう。

VIA判定(ポジティブ心理学)

※ちなみに、VIAテストで、強みとされるものは以下。

1位:愛情(Capacity to love and be loved)
2位:ユーモア(Humor and Playfulness)
3位:スピリチュアリティ(Spirituality, Sense of Purpose and Faith)
4位:好奇心(Curiosity and Interests in the world)
5位:希望(Hope, Optimism and Future-mindedness)
6位:感謝(Gratitude)
7位:公平さ(Fairness, equity, and justice)
8位:柔軟性(Judgment, critical thinking, and open-mindedness)
9位:創造性(Creativity, ingenuity, and originality)
10位:親切心(Kindness and generosity)
11位:熱意(Zest, enthusiasm, and energy)
12位:勇敢さ(Bravery and valor)
13位:審美眼(Appreciation of beauty and excellence)
14位:寛容さ(Forgiveness and mercy)
15位:リーダーシップ(Leadership)
16位:向学心(Love of learning)
17位:チームワーク(Citizenship, teamwork, and loyalty)
18位:社会的知能(Social intelligence)
19位:忍耐力(Perspective wisdom)
20位:誠実さ(Honesty, authenticity, and genuineness)
21位:大局観(Industry, diligence, and perseverance)
22位:思慮深さ(Caution, prudence, and discretion)
23位:自己調整(Self-control and self-regulation)
24位:慎み深さ(Modesty and humility)

・自分の強みを仕事やプライベートに活かす方法を探す

「自分の強み」については、VIAテスト以外にも、類似心理分析ツールで、だいたい把握されている方も多いかもしれません。

ただ、その「強み」を「仕事に活かしている」という感覚を持つ方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。

結局、「強みは知っているけれど、どう活かしたらよいかわからない」という人が多い気がします。

そんな時は、

「自分の強みを定義つけましょう」

たとえば、JR東日本の清掃員の例やディズニーランドのクルーのモチベーションのあげ方に成功例があるように、

自分の仕事や人生について、「仕事の見方を変える」、「自分流に再定義する」ということが重要です。

心理学的にいえば、「ジョブクラフティング」と言いますが、強みを活かすために、「仕事やプライベートにおいて、自分の強みをベースに物事を定義しなおすこと」が重要ということです。

・自分の強みを探求し、日常的に新しいことを挑戦し続ける

ここまで、読んでいただいた方の中には、自分の強みを活かした仕事で、満足していたはずなのに、「なんだかマンネリ化してきた」、「なんとなく、つまらなくなってきた」という人もいらっしゃるかもしれません。

これは、人間である限り自然なことで、どんな美人と結婚しても、どんな豪邸に住んでも、どんな年収の仕事についても、「慣れてしまう」という現象があります。

そのマンネリを解消するためには、「日常的に新しいことを挑戦し続ける」ということが重要です。

「強みを活かして作り上げたジャンルや技術」を「違う分野や業種において、様々な手法を用いたり、発信の仕方を変える」ことで、さらに「進化させていく」ことが大事なのです。

強みを知っているだけでは、意味がなく、それをどう活かし、どう継続していくかが重要となります。

心理学的には、ストレングスブラインドネス(強みの無知)と言いますが、まずは、「強みを知る」、そして、「強みを活かす方法や手法を探す」、「慣れから脱却するために、新しいことを日常的に挑戦し続ける」ことが大事です。

私の場合は、「好奇心が旺盛」、「向学心がある」、「寛容性がある」、「リーダーシップがある」、「柔軟さがある」という強みを認識しており、医師として、様々な患者さんの心理状況や健康状態を探し、勉強し、治療法を探求することに大きなやりがいを感じています。

また、同じ医師という仕事であっても、人によって、強みやそれの発揮の仕方が違うため、自分に合った専門分野、勤務する病院、働き方などの組み合わせは無限大です。

そして、個人的には、「何になるか」ということよりも、「自分の強みを知り、強みを活かせるか」という視野を持って、職場の選択や同僚の相性を選択することが重要だと感じています。

面接などでも、「自分の強みをベースに、語る」という姿勢がぶれなければ、職場の不一致なども最小限に抑えることができるかもしれません。

ということで、「自己肯定感の高め方~自分の強みを活かしきる方法」について、少しご紹介しました。

では、今日も素敵な一日を☆









嬉しいです^^ 美味しいコーヒーと一緒に今後の医療談義をしたいなと思います。