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心こそ健康で。

久しぶりに体調を崩しました。
健康が一番、と改めて感じました。


○体から心への影響

体調を崩して思い出した“感情“があります。

それは、体の不調が、心にも影響を与えるということ。

今回は、ただの風邪。
それなのに、元気な人を見て「あぁこの人は健康なんだな、羨ましいな…今そんなことできないな、私」と暗い気持ちに。

健康でなくても、自分そのものの価値は変わらないのに、「周囲に迷惑をかけている」「まともに仕事できなくなって、価値がない」と感じました。

これは生産性に囚われすぎてる現代人の病でしょう。

体の不調が、心の不調を引き起こしました。
いかんいかん。と思考を止めた次第です。


○心の問題、どう語る

20歳頃、完全にメンタルがやられてしまった経験があります。

その時、体は健康そのもので、全く問題ありませんでした。

だったら幸せじゃん。問題ないんじゃないの?

その時代は「体」の健康がずっと大事で、「心」の健康についてはそんなに語られていませんでした。

公(おおやけ)で話すこともなく、心の問題については極々一部の変わった人が持つことかのように、避けているような、みんな目を逸らしている世の中を感じていました。

今時代が変わって、ようやく多少語っていい世の中になりました。

経験者から言えば、まだまだ不足を感じますが、メンタルの不調が休職理由で認められる時代になったのは、大きな前進です!

○年齢を重ねれば、心が健康になる?

先週、駅ですれ違い様に「ぶつかってくるんじゃねーよ」と怒鳴られました。
見たら、お年寄りの男性でした。

触れてもいないし、もちろんぶつかっていない。後ろを通っただけでした。
でも、怒鳴られた。と言う展開。たまにあることです。

アドラーの考え方で解説すれば、このお年寄りは

1、もともと、大声を出したかった。

2、そのために怒りの感情を引き出した。

3、そのきっかけを探していて、たまたま通りかかった私に怒鳴った。

というだけです。

心に何かしらの不安や不満があるから、大声で怒鳴りたかったんだな、と理解しました。

昔は「お年寄りは経験を重ねて、酸いも甘いも知って豊かになり、みんな心が健康なんだ」と思っていました。

ただの思い込みです。

年齢を重ねれば、自動的に心が健康になる、ということもないのです。

○健康でいよう

今も昔も【健康第一】と言います。
無意識にイメージするのは「体」の健康。

何歳になっても、体が元気であることがとても大事だとされています。

今思うのは、「心の健康の方がずっとずっと大事でしょ!」ということです。

体は、病気することもあるかもしれませんし、怪我をすることもあるかもしれません。

完全な状態を保っておきたいのは山々ですが、いつまでも健康でいられるとも限りません。思い通りに行かない場合もあります。

心は、自分の決心次第で、ある程度思い通りに健康を保つことができます。

体が健康な時に、心を病んでわかりました。
大切なのは、いつまでもの健康を保つことです。

アドラー心理学を取り入れてから、「決心さえすれば、いつでも自分の性格は変えられる」と私は経験してわかっています。
共に元気で。これからも心だけは健康で居続けましょう!



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