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はじまりはパン屋さん


はじめて【魔女の宅急便】を読みました。感想、ひとことで…「好き!」


ジブリの映画の中で、私が何度も気軽に観たくなる作品です。ナウシカやラピュタ、もののけ姫など、好きなんですけれど、どっと疲れる…そんな濃い作品と比べて【魔女の宅急便】は軽くて、私は何度も観れて元気が出ます。

ジブリの影響で、原作読みながらも、登場人物の風貌や声などは全部その出来上がったキャラクターで想像して読んでしまいました。

始まる時のBGM付きで…(笑)ズンチャチャズンチャ、ズンチャチャズンチャ…【ルージュの伝言】ほうきで空を飛びながらラジオぶら下げて…の景色。
【海の見える街】【晴れた日に】いつぞやの演奏会で、フルートでも吹いたなあ。
最後はこれまた、私が大好きな曲【やさしさに包まれたなら】。
「おちこむこともあるけれど、私、この町が好きです」これ、これを両親に伝えたいと思いながら上海で働いたなぁ。

実は、私がホテルマンになってはじめに配属されたのがペストリーブティックだったのです。カッコ良く言いましたが、つまりパン屋さんです。ホテルマンのはじまりはパン屋さん。

パンとケーキと焼き菓子とワイン、紅茶の量り売りをしていました。パン屋さんのカウンターから、ホテルという舞台を、ホテルマン達やゲストを、私はエプロンつけて、ニコニコして…ワクワクして見ていました。
社会人一年生は、パン屋さんだったのです。だからかなー、ジブリの中の【魔女宅急便】贔屓なのは。
ベーカリーのおじちゃん(シェフ)に、帰って焼いたらいいよって言われて、こねた生地をいただいた日…。帰ってその袋を見たらもの凄くプウって膨らんでいて、母と一緒に驚いたこともあったなぁ!「パンは生きている」てね。

【魔女の宅急便】は、たくさんシリーズがあるのですね。図書館の児童文学のコーナーで見て驚きました。私はまだその1しか読んでいませんが、とても好きになりました。
何度も読みたいから買っちゃおうかなぁ…。
映画とは違うところがたくさんあって、原作の温かさに、何度も心が癒されました。満たされました。
商売は小さくはじめるもんだって、パン屋のおソノさんが言ってました。なんか、ビジネスの勉強になるかも!?
魔女のキキが、街の人と触れ合っていく中でわかりあえること、恋愛のこと、本の中にはたくさん女の子の成長のカケラがちりばめてありました。
黒猫のジジがとても可愛かったです。キキが里帰りした時に、海を見たことのないキキのお母さんにとびきりのお土産を持っていたり…あぁ、可愛い。好き。

読み終えたら、無性にパンが食べたくなって、近所のパン屋さんに買いに行きました。
ま•ほ•う!


角野栄子さん、すごい〜〜。想像力おばけ。あ、魔女か。
作品をどう生み出すのかは、もう、彼女の幼い頃からの感性あってのことでした。【ファンタジーが生まれるとき】こちらも一緒に借りました。




☆☆☆☆☆
おまけ

トップの写真は
福岡の海の中道海浜公園
INN THE PARKから撮影の写真




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