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白内障手術

  7月初旬白内障手術を受けて、見える景色が素晴らしく明るくなって別世界の様です。有難いことです。

 年齢の割には早いほうだと思いますが、5年程前から初期症状が出初めて3年前には免許更新が危ぶまれたので手術を勧められました。ですが、その時は大型犬(ゴールデンレトリバー)の介護中で時間が取れませんでした。

 ラッキーが虹の橋を渡った後、決心して眼科受診しました。するとどういうわけか視力が上がってお.り、まだ大丈夫です!とのことでした。その理由を考えてみましたが、睡眠不足と疲労が関係しているのではないかと思っています。ラッキーが逝ってしまった直後から、私はほぼ一ヶ月間、昼夜を問わず寝て、寝て、寝るだけの日々が過ぎていきました。ラッキーが立てなくなってから1年3か月の間、常に横ですごし昼夜問わずほぼ小間切れにしか寝てない状態でした。それほどまでに夢中で寄り添わせてくれる最後まで優しくて大らかな愛犬ラッキーでした。人間の身体は本当に正直だと思います。ちゃんと修復機能が備わっているんですね。びっくりした出来事です。

 それから2年余りが過ぎ、手術の運びとなりました。今回は自然の老化現象によるのだろうと一連の流れから勝手に思っています。

 レンズ選びは本当に迷いました。周囲にリサーチしたりネットでしらべたり。一番わかりやすかったのは、眼科医のYouTube動画でした。しかし結局、主治医の一言。「あなたは少し遠視があるので、単焦点レンズなら遠くに合わせたほうが良いでしょう。」と難なく決定しました。結局は自身のこれまでの目の状況、生活スタイル等で判断するのが妥当の様ですね。

 2日おきの両眼の手術だったので1週間毎日通院か入院ですが、通院のタクシー代よりより入院費の方が安かったため入院を選択。私65歳と71歳84歳の3人部屋。反省会と称しては、情報交換やおばあさんの壮大な人生話に聞き入ったりと何とも楽しい時間を共にしました。また共有スペースもあり、誰ともなく集まっては話していました。一期一会。

 人はきっと誰でもドラマになる人生を生きている。誰もが永遠と語れる道のりが後ろにある。私達はみんな道半ばで、これからもその道は続いていく。

 今回様々な方々とお話しする機会があり、そんなことを思いながら実り多い入院生活を終え、病院を後にしました。