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「パンダコパンダ」他を観ました!

公開50周年ということで上映中の「パンダコパンダ」と「パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻」の2本立てを、昨日観てきました。

私はどちらかの作品をTV放映時にチラ見しただけなので、両作とも実質的に今回が初見となります。

まず、両作とも原案・脚本・画面設定:宮崎駿、演出:高畑勲、作画監督:大塚康生、小田部羊一。
原画には河内日出夫、中村英一、近藤喜文、田中勉、青木悠三、本多敏行、本木久年、北原健二、鈴木基司、宮崎駿、香西隆男、小泉謙三、村田耕一、荒木伸吾、才田俊次、山口泰宏、我妻宏。

「雨ふりサーカス」の原画には河内日出夫、近藤喜文、竹内留吉、中村英一、青木悠三、本多敏行、本木久年、大塚康生、宮崎駿、小田部洋一、村田耕一、才田俊次、矢沢則夫、金沢比呂司(以上Wikipediaより)という錚々たるスタッフに驚嘆しました。 ※敬称略

特に一作目に原画で荒木伸吾さんが参加しているのにはビックリです。

とにかく両作とも良質なアニメーションです。昨今のアニメに見受けられるようなキャラが画面内で棒立ちではなく、ちゃんと動いて演技をしていることに目を見張りました。よって、主人公のミミコが嬉しいと逆立ちをしたりとよく動きますし、表情も豊かです。
動きを楽しむというアニメーション本来の特質を再認識させられました。

演出は破綻が無く筋が通り整合性があると言えるでしょう。
ストーリーは、ある日独りで留守番をしているミミコの家に、パンダの親子がやって来るというものです。
ハチャメチャな展開もありますが、飽くまでも子供のためのアニメーション映画なので、私は夢があって良いと思います。
抱腹絶倒とかカタルシスがあるといった作品ではありませんが、前述の通り、純粋にアニメーションとしてはレベルが高く、良質な映画だと言えるでしょう。

6日(木)まで上映していますので、興味がわいた方は是非、映画館へ足をお運びになるのをお勧めします。
またDVDソフトが出ているようなので、こちらでも視ることが出来ます。

入場券です。
帰りに通った汽車道から撮影したコスモクロック21(観覧車)です。
同じくこちらは横浜ランドマークタワー。


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