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「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」を観ました!

昨夜、「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」を観に行きました。

前作の「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」(2008.6.21公開)がイマイチだったため(実際、第29回ラジー賞を受賞してしまった)、本作は観るか迷っていましたが、駄目なら駄目でネタとして観ておこうという訳で観ました。
ツッコミどころ満載の退屈な映画ではと覚悟していましたが、思っていたよりずっと良かったです。
観て損はありませんでした。
“老インディ”が主人公なことから枯れた大人しめの内容と想像しましたが、アクション・シーンが多々あるいつも通りの展開でした。

今年で81歳になったハリソン・フォード(1942.7.13生まれ)は劇中でちゃんと動けているのか気がかりでしたが、おそらく御本人も励んだのでしょうし、スタントマンの起用やカメラワークでその点はカバーしたのでしょう。

ラストは観ていて「ああ、こういう終わり方にするのか…… これはこれでドラマチックで素適なので有りだな」と思いきや、そうはならず、やはりアメリカンなものでした。(笑)

ただ、エンドロールを目にした際、翻訳が誤訳(意訳?)が多いとされる戸田奈津子だったため、一挙に不安になりました。
本来は村井國夫のインディを楽しみたくて吹替版を観たかったのですが、叶わず残念でなりません。

あと、劇中の描写から欧米ではナチス(の人間)というのは情けをかける必要が全く無い、問答無用の絶対的な悪なのだと感じさせられました。

このシリーズも5作目となる本作で(おそらく一旦)終了とのこと。
1作目の「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」(1981.6.12公開)は劇場で観ておらず、劇場に足を運んだのは2作目の「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」(1984.7.7公開)からで、高校2年の時です。
それから39年経ったのですから、観ていて感慨深さがありました。

※文中敬称略

シアターの上映作品を知らせるため出入口付近に掲示されていたチラシ。
昨夜の入場券。

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