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「かがみの孤城」を観ました!

昨日、「かがみの孤城」を観てきました。

原作については著者の辻村深月の名を知っている程度ですから、当然、読んだことがありません。なので、てっきり異世界の孤城に迷い込んだ子供たちによる、冒険活劇かと思っていました。
ところがその先入観とは違い、子供たちにかかわるとある社会問題を正面から取り上げたアニメーションです。

かと言って、深刻な暗い映画ではなく、またギャグがとび出すうわついたものでもなく、ナチュラルで真摯な作品と言えるでしょう。
そのため、すんなり入って行くことができた作品世界に、最後まで倦むこと無く浸り続け共感できました。

ストーリー展開は不自然さが無くうまく組み立てができており、さすが実績ある丸尾みほの脚本と言えるでしょう。
作画・演出など全体的に大きな破綻の無い作りだと思います。

キャストは誰もが好演していたと言って良いでしょう。高山みなみのアドリブらしきセリフは笑いました。ただ、私には奇をてらったキャスティングに思え抵抗感があります。

大変いい映画でした。
機会があれば是非ご覧ください!

※文中敬称略

当日のチケットです。
パンフレット(1.000円)。

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