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アートディレクターの渡英日記:突然の路上宿泊?:3月12日

20時間かけてようやくロンドンに到着したかと思ったら、予約したホテルが予約されていませんでした。


はじめまして。
日本でグラフィックデザインに携わって約13年、アートディレクターの村口です。
普段はファッションのフォトディレクションやブランディングをメインにお仕事をさせて頂いています。
詳しくはHPをご覧ください。


入国できれば問題ない?

正直パスポートとワクチンさえ打ってしまえば、海外にはちゃんとした手順を踏めばすんなり行けるでしょう。
と、海外旅行慣れしていない私はぼんやりと考えていました。
しかしコロナの影響もあり、出国前の一週間は本当に入国できるだろうか…という焦りの連続。

切れかけていたパスポートの更新。
ワクチン未接種だったため、直前で2回のワクチン接種。
渡航前のPCR検査。
直前のワクチン接種だったため、ロンドン到着日が接種から13日目だったので、着いたらDay2 testというセルフチェックを申し込まなければならず(14日目以降であればこの時期はセルフチェック無しでOKでした)
出国前に記入しなければならないロケーターフォームの記入方法が違い、成田空港で書き直し。

しかしイギリスへ入国できればあとは問題ないでしょう、と思っていたら、初日から全くそんなことはありませんでした。


予約したホテルに泊まれない

1ヶ月ほど前にHISで航空券をとり、同時に現地のホテルも予約しました。
もちろんお金も払い済み。
午後14時頃にホテルにつき、チェックインしようとすると……
予約された経歴がない!
泊まれる部屋がない!!

泊まるはずだったホテルのロビーにいたくまのパディントン。


私以上にホテルの人が焦ってくれて、予約サービス(なのかな?)の大元の会社へ電話してくれました。
「30分から1時間後くらいに、別のホテルを用意して携帯に電話がいくはずだから!大丈夫!心配しないで!その辺でコーヒーでも飲んできて!」
と言われるがまま、日本でも見慣れたCOSTA COFFEEを2軒もはしごし2時間すごしても電話は一向にこず。
ホテルへ戻って、「電話がこない…」と伝えると
まだきてないの?!とまた焦って電話してくれました。
HISのロンドン支店は土曜で休日。
日本の電話にもかけてくれましたが、夜中のため留守電サービス。
ホテルの人がかけてくれたどこかのサービスも「I don’t know.」と電話口で言っているのが聞こえました…。

珈琲屋をはしごしている時にみかけた犬。日本だとあまり見かけない犬が多くてかわいい。

最悪このホテルのロビーで寝かせてもらおう……。
と心の中で思いながら、近くに空いてるホテルはないのかしら…と聞いてみたら、ホテルの方が近所のホテルにかけあって、空き部屋を探してきてくれたのです。。
よかった…!路上で寝ることになるかと思った…!

こっちでは同じ建物(?)の中に複数のホテルが入っているようです。
こんな感じ。


初日はちょっと観光しようと思っていたのに、コーヒー飲んで終わりましたが、泊まれるところが見つかってよかった〜。

ロンドンの木はなんだかめちゃくちゃ背が高い。
信号機の説明の機械。

初日の感想。
困ったときめちゃくちゃ親切にしてくれる人に3人くらい出会って、すごく良い印象の初日でした!
明日はいよいよホストファミリーとの対面!


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