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「とびひ」というボーナスステージを阻むものは

娘がとびひにかかって10日。病院でとびひと診断を受けて7日目になる。
さて、症状はどうかというと・・・・

全身に爆広がり中。
酷いところは熱を持ち、かゆみも酷くなっている。


元々一番酷かった膝横はほぼ完治したが、これでもかってくらい飛び回っているとびひさん。因みにとびひは大きく2種類に分けられる。(今回初めて知ったよ)

水ぶくれができる種類(水疱性膿痂疹)と、かさぶたができる種類(痂皮性膿痂疹)があり、特徴が異なる。娘がかかっているのは、かさぶたができる種類のもの。年齢や季節問わずかかる。アトピー性皮膚炎を患っている方だと、こちらのものになりやすいようだ。

先日こちらの記事でも書いたのだが、今後、抗生物質やステロイドを使わず根本的な解決をしようと私としては考えている。


丸10日間、娘の状態を一部始終見ているので、全身に広がれど、状況が悪化してるように見えてもあまり気にならない。痒かったり、熱を持ったりしてしんどい娘を見るのはつらいし、いつも以上にワガママになっている彼女と対峙するのは苦しいが、回復していく肌を見ると明らかに前の皮膚より良くなっている。とびひがボーナスステージ。

解毒。
全身から解毒しているように見えるから。


しかし、それは私の目に見えるだけであって、9割方反対される対処だとも理解しているし、実際、露骨に夫は嫌がっている。

「とびひは外的要因だからアトピーとは違う。抗生物質を使って治した方がいい。こけて傷ができた(私の不注意でこけるのを止められなかった傷)のが、原因なんだ。」

グサリグサリささる言葉を受けながら、ご尤もだとも思いつつ、ここで辞めてはアトピー発祥の時の二の舞いになる。


痒くて辛そうな娘を見ると、心が痛む。

と、ここまでは今日の午前中に書いた。
で、ここからは夜。

夕方、急遽米ぬか酵素浴の予約が取れ、娘も行ってみたいということで初めて行ったのだが、まぁだいぶ苦しかった。

全身傷だらけに泥を塗られて、しぬほど辛い痒さなのだろう。雄たけび、叫び声をあげ続け、

「砂温泉、たのしくない!もうやだ、ぜったいこない!」
と泣き叫び続けた。

結果、後1~2日で完治しそうだった顔全体も掻き壊して、逆戻り。まぶたにまでとびひが移った・・・。酵素浴は好転反応がでやすいのだが、もうそんなレベルじゃない。シャワールームで泣き続ける、というか叫び続ける娘が壊れてしまうんじゃないかと思ってしまうほどだった。


「とびひ」というボーナスステージを阻むもの、それは夫との意見の相違が大きいと思っていたが違う。

どの方法がいいか迷ってしまう私の心だし
ステロイドや抗生物質を避けたいというエゴが阻んでいる。


娘はステロイドもそうでないものも分からない。
「バイキンが強くて、むすめちゃん負けちゃいそうなんだけど!!」と激昂しながらいう姿を見ていると、どうしても迷いが出る。

決めて続ける。

娘を見ているとぽきっと心が折れそうだ。

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