見出し画像

「わたし」の価値は自らが決めるー幸せになる勇気

今朝ご紹介する本は、『幸せになる勇気』です📖

本書は、アドラー心理学の『嫌われる勇気』の完結編です。

尊敬する方がお薦めしていたことがきっかけで、手に取ってみました!

本の中で見つけた「言葉」をテーマに、皆さんにある一冊をご紹介していく「言葉で聞く読書」📖
noteを読む時間がない方は、何か作業をしながらコチラをお聞き頂けると嬉しいです🍀


他者評価は「依存」、永遠に満たされない

すごく印象的だったのが、「ほめる」に関する哲人のお話です。

ほめられることでしか幸せを実感できない人は、人生の最後の瞬間まで「もっとほめられること」を求めます。
その人は「依存」の地位に置かれたまま、永遠に求め続ける人生を、永遠に満たされることないの人生を送ることになるのです。

それでは、どうしたら良いのでしょうか?

「他者からの承認を求めるのではなく、自らの意思で、自らを承認するしかない」と、哲人は言っているんですね。

自立とは「わたし」の価値を自らが決定すること

私が、本書で特に印象に残ったのはこの考え方です。

「わたし」の価値を、他者に決めてもらうこと。それは依存です。
一方、「わたし」の価値を自らが決定すること。これを「自立」と呼びます。

なぜかというと、自分に心当たりがあったから。

最近、「仕事」に対する考え方について、まさに上司からこのような内容を指摘されました。

仕事において、「人」ではなく「業務」そのものに目を向けること、それが自分のやりがい、強みであると、確固たる信念を持てることが大切だというお話だったんです。

私は今の仕事が大好きで、今の上司の元で働けていることが本当に幸せだなと感じています。

つまり、「尊敬する上司のチームで働けているからこそ、もっと仕事を頑張りたい」という思考になりがちなんですよね

これって、まさに「わたし」の価値を、他者に決めてもらうことにつながっているかも…と、気付かされました。

「依存」より「自立」へ

例えば、尊敬する上司が会社を辞めた時。

私は、今と同じ熱量で仕事に取り組むことができるのか?考えています。

もし、「わたし」の価値を上司に求めていたとしたら、同じ熱量で仕事に取り組めないんだろうな…つまり「依存」ですね。

一方で、もし「わたし」の価値は自分で決めるという意思を持っていたら、誰と一緒であっても今の仕事に熱量を持って取り組めるのだと思うんです。

無意識のうちに「自立」ではなく「依存」していないか、上司とアドラーのおかげで考え直すきっかけになりました!

最後までお読みいただき、ありがとうございます🍀

この記事が参加している募集

読書感想文

わたしの本棚

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?