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あやうく一生懸命生きるところだった

韓国のハ・ワンさんが書いた、
『あやうく一生懸命いきるところだった』を読了。

会社を辞めて、自由な時間がたくさんある中で
読んでよかったなと思う本でした。

20代のころ、うつ病になり、休職した最初の1か月は
仕事をしていない罪悪感がいっぱいで、
まったく休むことができなかったのですが、
そんな当時の私に読ませてあげたいなと思う本でした。

読んだきっかけ
仲良しのお友達から、おすすめされました。

読んでみてどうだったか
働く気力が失せていて、こんな状態でいいのかなと、
ほんの少し、そんな気持ちがありましたが、
40歳を目前に、会社をノープランでやめて、
ゆるっと、仕事や人生のことを振り返り、向き合っている筆者に
読んで気持ちが楽になりました。

新しい視点が入った
学歴、仕事、成功について、
社会や他人が決めた「他人軸」が多いなと改めて思います。

また、仕事は自分が当事者なので、
悩みだすと客観的にみられなくなりますが、
軽い気持ちで読みやすい文章で、気が付いたら、
視点が高くなっているという感じでした。

あと、あんまり仕事に対して
「期待しすぎない」っていうことも大切だなと
気づきがありました。

価値なしモデルの自分に気が付く
「頑張ります!」とか「一生懸命やります!」という言葉は
無意識にも使いがちでした。

一生懸命やるとか、頑張るとか、
やりたいことに対して、
それはそれで素晴らしいと思います。いいと思います。

よくよく自分を内観してみると、その言葉の裏には
頑張らないと、仕事がもらえないとか、
嫌われるとか、愛されないと
そういうマインドが、かなりありました。

由佐さん、天外伺朗さんの『メンタルモデル』を
最近読んでいたこともあり、そこにつながりました。

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私のモデルは「愛なしモデル」と「価値なしモデル」の
組み合わせなので、
「頑張る」という言葉の裏に「頑張らないと価値がない」
「頑張らないと愛されない」というマインドが入ってました。
バリバリの「価値なし」「愛なし」モデルです(笑)

こういうのは気が付くだけでもだいぶ
改善されるかなと思うので、
気が付くということが重要だと思いました。

あやうく一生懸命いきるところだったは
読みやすい文章で、サラサラ読めました。
挿絵も面白いです。

ぜひご興味あるかたは読んでみてください。

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