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私の好きな偉人シリーズ「空海」

空海は遣唐使として唐に向かう途中、遭難して中国南東部に漂着しました。

海賊と間違われて、普通ならそこで殺されてしまうのですが、砂に空海の書いた文字があまりに美しくて、現地の人も「きっとどこかの国の偉い人に違いない!」と思い、丁重に長安まで送り届けたというエピソードがあります。

さすが、「三筆」と呼ばれる方です。

さらに空海は悟りを開いて高僧になった後、庶民の学校「綜芸種智院」を開きました。

お金を払えない人も学ばせただけでなく、食事まで出してあげるほどでした。

大谷翔平選手みたいですね。


空海は嵯峨天皇からの信頼を得ただけでなく、知的なやり取りを通じて親交を深め友人のような関係まで築きました。

嵯峨天皇から東寺を賜り、教王護国寺として布教の拠点とします。しかも、「曼荼羅」を使ったわかりやすい講義で。

そんな偉いお坊さんでありながら、庶民のための学校まで作ったり治水工事まで行ったりする素晴らしい人です。

「知識は世のため人のために使ってこそ」を体現した方ですね。

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