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日刊 かきあつめ

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駆け出しのライターたちが、(ほぼ)毎日更新していく共同マガジン。 ※最近は「月水金」更新となっております。 今回のテーマは「#お笑い」です。
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2021年10月の記事一覧

みんな駅伝のどこ見てるの?

母の正月は、男性が季節感のない薄着で走っている映像を見ることに捧げられている。 そう、駅伝である。 1月1日はニューイヤー駅伝(社会人駅伝)。 1月2日と3日は箱根駅伝(大学駅伝)。 早朝から昼過ぎにかけて連日生中継される映像をおせち料理片手に凝視する。 子ども心に思っていたのだが、駅伝やマラソンの中継というのは不思議だ。 常人には追いつけないような速さで走っている選手たちを、中継車やバイクなどで基本的には前から撮影する。 するとどうだろう。 フォームが美しく、小

スポーツはスポーツ自体でなくヤジを飛ばす観客(ファン)が苦手だ

今回のかきあつめのテーマは「#スポーツ観戦の思い出」だ。スポーツをするのは好きだが、観戦となると思い入れが格段と低くなる。野球やサッカーなど、スタジアムとテレビでの観戦経験もあり、過去それなりに楽しんできた。ただ、どうしてもハマりきっていない現状がある。 ハマらなかった理由を考えると「勝敗も結局は他人事だし、その他人事にヤッキになって野次を飛ばす人間が好きでない」という結論づいた。その話を進めていこうと思う。 スポーツ観戦は結局『他人事』だスポーツ観戦が好きな人が言う「元

良き解説者をモトム

大学4年生の時に、ニューヨークまでNBAを見に行った。 社会人になる前に「世界経済の中心を見に行こう」とニューヨークを選んだのだが、全員がバスケ経験者だったこともあり、せっかくなら本場のバスケを見ようということになった。 4泊5日のニューヨーク旅行の中で、予定らしい予定はNBAを見るくらいで、あとはノープラン。ニューヨークまでNBAを見に行った旅行といっても差支えないだろう。 実際、生で見るNBAを楽しみにしていた。ニューヨークを本拠地にしているのはニューヨーク・ニック

ゲーマーだったおかげで楽しめた?東京2020オリンピックの感想

今回の日刊かきあつめのテーマは「#スポーツ観戦の思い出」である。このタイミングにこのテーマとくれば、東京2020オリンピックの感想を書くしかあるまい。 ――― これまでまともにオリンピックを見たことがなかった。しかし今回は自国開催である。一生のうちに一度あるかないかの機会だ。さすがに見ておかねば、と使命感のようなものが湧いて、開会式から見ることにした。 開会式から見るといっても、「一応テレビをつけておこうかな」くらいのもので、しばらくはパソコンやスマホをいじりながら片手

犬の遊び「ワンプロ」とは。本気の喧嘩との見分け方・違いは?

ライターマガジン「日刊かきあつめ」の今回のテーマは、#スポーツ観戦の思い出。 残念ながら人間のスポーツ観戦については記事にできるような思い出がないため…通称「ワンプロ」と呼ばれる、犬同士のスポーツのような行為についてお話したいと思います。 ワンプロとは?「ワンプロ」。犬を飼ったことがない人にとっては聞き馴染みがない言葉かもしれません。 「わんこのプロレス」を略した造語で、犬同士がプロレスのように取っ組み合いをする様子を指しています。 犬同士で飛びつき合ったり、追いかけ

スポーツ観戦で夢を見せてもらった話

今回のテーマは、「#スポーツ観戦」である。 幼い頃、週末になると4つ上の兄が所属していた地域のサッカークラブの遠征試合に強制的に連れて行かれたものだ。試合会場へは車での移動が常であり、乗り物酔いをしやすい私は、毎回憂鬱だったのを覚えている。試合中、大人たちは子供たちの応援に夢中になり、私は完全に放っておかれるのも嫌だった。試合を観て熱狂する大人たちを横目に、時にグラウンドの隅にある草をむしり、時に水たまりをのぞき込みながら子供心に思っていた。……何が面白いんだろう?って。

わたしのスポーツ観戦のバックグラウンド

たぶん自分は、スポーツ観戦に興味がない。 高校生の頃にサッカー部のマネージャーをしていたので、スポーツあるいはスポーツ観戦が好きなのだと思われがちであるが、正直さほど心動かされない。 しかし、わたしのある年齢までの経歴はどう考えてもサッカー及びサッカー観戦が好きな人間だ。 大学の進学希望先のひとつに、千葉方面のスポーツ健康科学課を入れていた。しかも体力試験もあったので、高校3年時は受験勉強に加えて毎日走り込みをしたりして、割と本気で目指していた。 結局、スポーツガチ勢にあ

ティファニー自分で買ったっていいじゃない

今回の#日刊かきあつめ のテーマは#スポーツ観戦の思い出 とな。 私はスポーツ観戦にちっとも興味がない。特に野球はルールすらわからない。それでも私の通っていた高校は、甲子園に何度も出場している硬式野球の強豪校だったから全校をあげて野球応援があった。 ルールすらわからないので、ちっとも気が乗らないが、反発して参加しないほどの気力もないため言われるがままに幾度となく野球場に向かいオリジナルの応援歌を口パクしながら適当に踊って過ごした。そのくらいしかスポーツ観戦の思い出はない。

野球観戦で父の饒舌を思い出す

意外に思われることが多いのだが、K-POPにがっつりハマる前はプロ野球チームである西武ライオンズのファンだった。ファンだった期間は4年と短いものの、課金してファンクラブに入ったのでまあまあちゃんとしたファンだったと思う(自分的には)。 ハマったきっかけは2008年に西武ライオンズが優勝を果たした日本シリーズを見たことからだった。当時の私は高校3年生。受験も早々に終わっていたので、父と一緒にその試合をテレビで見ていたのだ。 今までプロ野球中継なんてつまらないことこの上なかっ

【番外編】テーマ「#嘘」は何故?どうだった?インタビュー

今回のテーマである「#嘘」について、テーマの提案者で今回の編集を担当したアカ・ヨシロウさんにインタビューをしました。 いつもとは違う裏側の嘘無い雰囲気を楽しんでいただけますと幸いです。 *** --ではまず、今回のテーマ「#嘘」ですが、なぜ嘘というテーマにしたのですか? 負の感情のような、かきあつめメンバーが書きづらい内容を読んでみたかったというのが素直なところです。 そういった意味ではテーマ「#嘘」は逃げシロが多かったなと後悔しています。 かきあつめのいいところは

3年間親につき続けた嘘

親には嘘ばかりついてきた。 子どもの頃はテストでちょっと悪い点を取ると、「テストなんかなかった」と言って、捨てた。 中学に入ると、「友だちと図書館で勉強する」と言って、遊びに行った。 高校に入ると、学校帰りに男の子とサイゼリアでご飯デートした後、何事もなかったように家で夕飯を食べた。(太った) 大学に入ると、友だちの家に泊まると言って彼氏の家に泊まった。居酒屋でバイトすると言って、違う店でバイトした。 とにかく親にうるさく言われたり、ちょっと怒られたりするのが嫌だっ

『BLUE/ブルー』イイ奴ほど嘘をついている

人は多かれ少なかれ嘘をついて生きている。 悪気がある嘘もあれば、良かれと思ってつく嘘もある。我々は子供の頃から「嘘はいけないこと」と教わっているにもかかわらず、嘘をついたことが一回もない人はいないと思う。 では、一番嘘をついている相手は誰だろうか。 家族や親しい人ほど話す回数は多いし、些細なことも含めると嘘をついている回数が多いような気もする。しかしそれ以上に話す回数が多く、嘘をついている回数も多いであろう相手がいる。 それは自分だ。 人間は外に発信する言葉よりも、自分

公園でよく見かける樹「ニセアカシア」の名前の由来は?

ライターマガジン「日刊かきあつめ」の今回のテーマは「#嘘」。 嘘と言えば、偽物だ!ということで、「ニセアカシア」という樹木の名前の由来がずっと気になっていたので、ヒミツを探っていきたいと思います!! ニセアカシアとはニセアカシア(和名:ハリエンジュ)は、マメ科ハリエンジュ属の落葉高木です。落葉高木とは、秋冬になると葉を落とす、樹高が3m以上になる木のこと。 5~6月に咲く、香りの良い真っ白な花が印象的な樹です。まだ見かけたことはないのですが、ピンク色の花が咲く品種もある