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『Ami@Italia!』 Amiのイタリアどんちゃん日記

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イタリアでのカルチャーショック日記!
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オリーブの木:オリーヴォ

オリーブの木:オリーヴォ

オリーブの木ってどれなんだろう?風に揺れるオリーブの葉は銀色に輝き、さぞ美しいらしいのだけど、、、。

なんて一面オリーブの山を目の前にして考えこむ。そうここ中部イタリアは、オリーブオイル、オリーブの実の産地ですから、樹木=オリーブの樹なのだ。街には工芸品のお土産屋さんが点在する。

初見は「なんだ!?この灰汁の強い木目は!!」一瞬びっくりする。触ってみると手触りがなんとも手に馴染んで、この独特な

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観光船:トラゲット

観光船:トラゲット

ワインの後の昼寝は最高だ!

これがもっぱらの休日の過ごし方になっていた。

これもワインの勉強の一つ。一人では飲みきれないボトルワインをヴィンチェンツォ(ホール長)と一緒にレストランで開けるのだ。

最近はヴィンチェンツォよりマニアックになってきた私が、ワインを選ぶようになり、シエナではフレスコバルディーの白ワイン『ポミーノPomino』なんかがオンリストされてる。

この間勉強したばかりの地域

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バスタブ:バーニョ

バスタブ:バーニョ

はじめてイタリアで働く時のこと。

住み込ませていただくホテルレストランの計らいで、唯一バスタブ付きの部屋をいただいた。

フロントのすぐ横のお部屋で、レストランまで5秒という最速通勤時間!

初仕事を終えると、カポ・カメリエーレ(ホール長)のヴィンチェンツォが、ワインの空瓶を要るが聞いてきてくれた!

全部が見たことないラベルばかり!ワインリストと空瓶(70Lのゴミ袋いっぱい)を部屋に持ち帰る

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鍵:キャーベ

鍵:キャーベ

イタリアの鍵は怖い。トイレに閉じ込められたこともある。この時初めて、「アイウート!!!」(助けて!)と本気で叫んだ。

まるで映画のようだった。2階のトイレからの叫びは誰にも届かず、15分トイレに閉じ込められ、ホラー映画の断片はただ女将さんの記憶の中のみにとどめられた。

イタリアの鍵は2回まわすと鍵が完全に閉まる。

日本の鍵は本当に近代的だと心から思う。鍵を差し込めば鍵が固定され、後は回せばい

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パロラッチャ:俗語

パロラッチャ:俗語

宇宙人、地上に降り立つ。そんな気分だ。周りが好奇の目をむける。推測ではあるが、アジア人というものを見たことがないのだろう。そう、ここはASSISI(アッシジ)の近くの小さな歴史的な町だ。1時間あればこの町を横断出来そうな丘の上の町なのだ。視線が痛くて、とっさに目に入ったワインショップに逃げ込む。そこのご主人は日本人だと分ると、とても親切にしてくれた。そして、ワインを試飲させてくださるという。ご主人

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イタリア到着!フェミニスト。

イタリアの男性はフェミニストだ、なんて聞いていたけど大した事はない。どんなに重い荷物をもっていたって誰も手をかしてくれない。

なんて思いながら、巨大なスーツケースをひきずる。駅では、そんな光景は日常であり、周りも自分の荷物で精一杯だ。

そして、悪夢。車内入口がはしご状の階段を2段上った所にぽっかり開いている。

スーツケースは自分で持ち上げられる重さに抑えておく必要がある。必死の想いで何度か乗

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