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Please, please. プリーズ、プリーズ。

以前、イギリスでは ‘Thank you’という言葉が
重要だということをお伝えしましたが、
‘Please’という言葉も
イギリスでの生活ではとても大切です。

たとえばレストランでオーダーをするときにも、
イギリス人はオーダーの最後に必ず ‘Please’ をつけます。
人にものを頼んだり、尋ねたりするときにも ‘Please’ は欠かせません。

幼い子どもがいる家庭では、
子どもにこの言葉をしつこく教えます。
子どもが「○○ちょうだい。」などといったときに、親は
‘What's the magic word?’ といって、
子どもに ‘Please’ をいうようにしつけるのです。

‘Please’ という言葉自体は、決して難しい英語ではありませんが、
イギリス人がこれほど頻繁にこの言葉を使っているとは、
旅行でイギリスに来た時にはあまり気づかないかもしれません(私はイギリスに住みだしてしばらくの間、「プリーズ」をつけなければいけないということを知りませんでした)。

「お水をいただけますか ‘Please’」
「その本をとってね ‘Please’」
「◯◯までの往復切符をください ‘Please’」
「この近くの郵便局を教えてください ‘Please’」

たとえばイギリス人に
‘Would you like a cup of tea?(お茶をいかがですか)’
と聞かれたとき、もしお茶をのみたければ
‘Yes’ とだけいうのではなく、
‘Yes, please.’
といってみましょう。

もちろん ‘Yes’ だけでも間違いではないですが、
‘please’ をつけた方がより素敵です。

イギリスでは ‘Thank you’と一緒に ‘Please’ もお忘れなく!


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