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『元・喫茶店店員のひとりごと。⑰』

こんにちは🍀真美です(*´▽`*)✨

喫茶店店員時代に学んだことは、「食事を楽しむ事」です🌟

外食産業に携わったことで、様々な場所で食事をすることが好きになりました。場所だけではなく、美味しい物を堪能するのも趣味の1つになりました🎵

1人で食べるのも好きですし、家族や友人と一緒に食べるのも大好きです(*^▽^*)✨

ふと、思ったのは、「あと人生で何回食事をするのだろうか?」ということです。

◆「今日、なに、食べる?」

人生を80年として、1日3回食事をするとします🌟

1日3回×365日×80年=87,600回(1年間で1,095回)

人生では約8万回の食事チャンスがあります。これを多いと捉えるか、少ないと捉えるは、自分次第ですが、私は1回1回を大事にして食事したいなと思います🎵

赤ちゃんの時と、人生最後の時の食事は、現在のような食事は当然ですが、出来ません。それを計算すると、思ったより少ないと感じます。

30代半ば位になってくると、「まともに食事できるのは、あと30年くらいかな?」と考えます。(勿論、100年くらい生きる気ではいますが)

ファーストフードや、インスタント系の食事で満足できた10代~20代と比べて、食事は選びたくなります。そもそも1年に1,095回しか食事出来ないのであれば、貴重な1回です。

(30代になると食事自体、1日1~2回にしたい時もあります。そう考えるともっと少なくなります。)

口から入れるものが、血となり、肉となり、自分の肉体を創る。

どういったもので自分を構成していきたいか。そして、私は食べることは1つの経験だと思っています。「残りの人生でどれだけの経験を積めるのか」というのは、私の1つの挑戦でもあります。

◆「あなたの命を、私の命にさせていただきます。」という感謝!

私は、日本ほど、礼節がしっかりしている国はないのではないだろうか。と思います。(3.11の地震の時にも感じたことではあります。その時の記事は、下記です☆彡)

特に食事をする時の「いただきます。」と言う文化は、小さい頃から両親からしっかり教育して貰いました。

「いただきます」の語源は、諸説あるものの、大きく分けると2つ意味があるそうです。

1.食事に携わってくれた方々への感謝
2.食材への感謝

料理をして下さった方への感謝、野菜や肉を作ってくださった方への感謝など、私たちの口に運ばれてくるまでに携わってくださった方への感謝。

そして、肉や魚はもちろんのこと、野菜や果物にも命があると考え、「あなたの命を私の命にさせていただきます。」という意味の感謝。

「命をいただきます。」という意味です。

「ごちそうさま」は、漢字で書くと「御馳走様」となります。食材が簡単に手に入るようになったのは、昨今の話です。昔は、魚を釣り、動物を狩り、米を育てました。食材を手に入れることすら大仕事でした。「食事をもてなす為に奔走する様子」を「馳走」と表現しているそうです。そして、食事を準備してくれた方への感謝を込めて「様」がついたと言われています。

命をいただいているからこそ、食事を楽しむことが大事なのでは?と思うのです。

私が、もし食べられる側の存在だったとしたら、「せめて美味しく食べて下さい。」と考えるからです。

残さず美味しく食べることは、私たちが行うべき、行動の1つではないでしょうか?

◆「誰かの命にすらなれない食物たち。」

「え、これも捨てるんですか?」
「うん。ロスの期限まで、あと1時間くらいだから。」
「…分かりました。」

これは、私が、喫茶店店員時代によくしていた会話です。外食産業に携わって分かったのが、1日に廃棄される食物の量が多すぎることです。

現在では、SDGsが提唱されるようになり、「フードロス」に注目が集まっています。

令和2年4月農林水産省発表の資料によると、廃棄物処理法における食品廃棄物は、下記で計算されています。

【食品関連事業者】752万トン(内、可食部分と考えられる量:328万トン)
【一般家庭】783万トン(内、可食部分と考えられる量:284万トン)

合計で、食品廃棄物は【1,535万トン】、食品ロスは【612万トン】と言われています。

これは、世界全体が援助している食料の量の「約2倍」に相当するようです。
廃棄コストは年間2兆円にも及ぶそうで、経済的にも非合理的です。

発注業務などをしていると感じるのですが、日本人は「賞味期限」という概念に厳しい国だと思います。魚や野菜など、生食を好んでいるというのも結果の原因の1つと言われています。

世界的に見ても、かなり厳しく品質を求める傾向があるそうです。

「3分の1ルール」(※詳細は最後の資料を参照)というものも、フードロスを生み出す結果の原因の1つと言われ、ルールの見直しを検討しているとのことですが、消費者の意識改革の方が先のような気がします。

常識を覆すのは、なかなか難易度が高いです。

現在の日本の自給率は約37%です。

残りの63%のカロリーを他国に頼っている中で、これだけの食品廃棄を生み出しているのです。これは明らかに私たちの「食べ物に対する姿勢」を変えていく必要があると思います。

◆「お米一粒の中には、7人の神様がいる。」

昔は、自分たちで食べ物を狩り、育てていた為、「フードロス」とは無縁の世界でした。その日、その日に食べるものだけしかとらなかった為です。

現在では、流通が活性化し、より多くのものが溢れています。

子供の頃は、祖母に「お米一粒でも残さないように」ということを言われていました。当時、理由は分かりませんでしたが、今でもその言葉が鮮明に残っています。

私自身、今できることは、食べ物1つ1つを残さないこと。そして、「フードロス」を減らしていく為に自分に出来ることをやろうと思います(*^▽^*)✨✨

フードロスお取り寄せグルメなどを使っていきます✨少しでも多くの命が、誰かの命になりますように!!

それでは、本日はここまでで🍀

(本日の参考サイトは下記です。)


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