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「体型を変えるには4段階」が必要!

「ダイエット・筋トレで体型が変わらない理由と対策」:目次

体型を変える「準備」として、「現状把握」、「運動習慣化」、「運動制御習得」が必要、と解説した。

その後の段階として、
・準備(解説済)
・ダイエット
・筋肉量増加(増量期)
・脂肪量減少(減量期)
があり、「体型を変えるには4段階」が必要か、解説していこう。

早速だが、体脂肪率に問題なければ、「ダイエット」は不要だ。
なので、「筋肉量増加(増量期)」へ進んでほしい。

ダイエット

まず、ダイエットと「減量期」の違いだが、ざっくり説明する、と「減量期」は精密な摂取カロリーと運動のコントロールによって、筋肉量の減少を最小限に抑えつつ、脂肪を減少させることだ。
摂取カロリーと運動が嚙み合わない、と脂肪は減らないし、摂取を減らしすぎたり運動のしすぎでは筋肉量が減る。
対してダイエットは、摂取カロリーが「真実の1日の消費カロリー」を超えなければ、まあまあ減る。

だったら、「減量がしたい!」と思うだろうが、無理だ。
・軽い運動での習慣化ができた程度なので、筋肉量を維持できる運動を定期的には、まだ難しい
・筋肉量を維持できる「効かせる」運動が、まだ難しい
・上記のような運動をしながら、摂取カロリーを厳守することは、前段階の「ダイエット」「増量期」の成功体験がないと難しい

なので、ようやく決別した「筋トレで基礎代謝を上げてダイエット」信仰を復活させないで、素直にダイエットしよう。
そうして、体重が減れば、脂肪も減るので、身体の自由度(可動域)が上がり、運動もしやすく、効かせられるようになる。

筋肉量増加(増量期)

運動により、筋肉量を増やす段階だ。
そして、とりあえずは、運動を学ぶ期間でもある。
なので、減量期に必要な有酸素運動も選択して、学んでおいた方が良い。
また、有酸素運動での脂肪燃焼の効率や筋トレの回復時間短縮に必要な心肺機能の強化もしておきたい。

あとは、「筋肉の壁」を超えるためとはいえ、摂取カロリーが「真実の1日の消費カロリー」を超えすぎては、脂肪の方が増える。
逆に、「筋トレで基礎代謝を上げてダイエット」信仰で摂取カロリーが足りなければ、筋肉量は増えない。

脂肪量減少(減量期)

摂取カロリーをコントロールし、増量期で増えた筋肉量の減少を最小限に抑えつつ、増量期で増えた脂肪を減少させる段階だ。
そして、とりあえずは、低エネルギー状態での運動へのモチベーション維持や食欲のコントロールを学ぶ期間でもある。
また、筋肉量を維持し効率よく脂肪を減らすため、有酸素運動と筋トレの組み合わせなど、試行錯誤の開始でもある。
残念なお知らせだが、もし、増量期で増やした筋肉量が、ほぼ全てなくなってしまった場合、体重増加による「筋肉の壁」が増えただけ、つまり増えた自重を支えるための筋肉が増えただけなので、運動を見直す必要がある。

あとは、自分の理想の体型へ向けて、増量と減量を繰り返すこととなる。

それでは、ダイエットを始めていこう。
まずは、目標を決めることからだが、その数値は無謀ではないだろうか?

では「ダイエットの限界」について、解説してみよう。


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