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日本でも出来る!子どもの英語学習(初級編)

インター編入前の準備として、またはお子さんの将来のために少しずつ英語に慣れて欲しい、そんなご家庭のために、我が家が実践してきた英語学習法を書いてみます。まずは初級編から。

現在18歳の娘は、9歳で英語自宅学習をスタート。10歳でインター校に編入〜17歳の高校卒業時点で IELTS 7.0まで到達。現在11歳の息子も下記の方法で英語学習を始め、インター小学校卒業時にはネイティブ同等レベルまで到達しました。

誰でも最初は初心者ですが、毎日の積み重ねで必ず基礎は身につきます。まずはお子さんに「英語って楽しい!」と思ってもらうところから始めてみてください♪

ポイントは「(結果ではなく)学習過程を褒めて」「楽しみながら」「習慣化する」です。

■アプリやPCを使ってフォニックスを習得

遊びながら学べるこちらのStarfallは強力におススメ!我が家の子どもたちも楽しみながらゲーム感覚でphonics(フォニックス)を学びました。

*英語が初めてのお子さんは左のKindergartenn(幼稚園)から始め、次に右のGrades1, 2, 3(小1〜3)へ進みましょう。

phonics(フォニックス)は英語圏の子供が最初に必ず習う発音メソッド。インター校の入学試験でもフォニックスの習得度を必ずチェックされます。

ゲームの一例はこんな感じ↓ 

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音声でフォニックス読みが流れます

リンゴの木に実っている大文字のAと小文字のaをそれぞれのカゴに入れます

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幼児向けサイトですが、アニメや音楽がとても可愛らしく、大人が見ても飽きないです。ゲームの他、紙芝居の様なミニシアターもあって、リスニングにも効果的。

子どもたち、このサイトでフォニックスを学び、随分「英語耳」が鍛えられました。リーディングや算数など他の科目もあるので、フォニックスをマスターした「その先」を学習することも出来ます。iPhoneとiPadのアプリも有り。

その他にも無料のアプリやPCサイトが多数有るので、ぜひ活用して下さいね!

■英語のワークブック(ドリル)

これは娘が9歳の時、一番最初に買ったワークブック。懐かしい!

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幼稚園児用のごく簡単な初歩レベルから始めました。

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年齢別・学年別に多数販売されているので、徐々にレベルを上げていきます。

■最初は日本語で解説し、子供の様子で調節

日本語で説明しながら、慣れたら少しずつ問題の「音読」を促し、読みと発音練習も交えて行うと良いです。(正しい発音は辞書アプリの音声でチェックできます)

授業を理解できる英語力が付いた後は、塾へ通ったり家庭教師を付けたりプロの補習も有りですが、英語習得の初期に親が「日本語で」基本を教えるのはかなり効果的だと思います。学齢が低ければ「赤ちゃんが言葉を覚える様に」英語だけで理解が進むものの、高学年以上だと、日本語で文法などを説明することで納得して先に進みやすいようです。(英語が分からないのに英語で教わってもチンプンカンプンですしね!)

また1日◯ページ、と目標を決めるのも良いですが、お子さんが小さいうちはあまり無理強いしないのもポイント。最初から「義務」と感じると楽しくなくなってしまうので、その辺りは様子を見ながら調節して。

■英語 “で” 書かれたワークブック

日本でも英語学習ドリルは購入可能ですが、インター編入の予定があるなら「すべて英語 “で” 書かれているワークブック」をおススメします。基礎英語の習得んに加え、算数用語や文章問題の言い回しに慣れておくと、入学後がぐんと楽になります。

ペナンの書店では多種多様なワークブックが格安で販売されているので、旅行や視察で訪れた際に入手すると良いですよ! 1冊10〜20リンギット(270〜540円)前後で購入可能です。

ペナンのお勧め本屋さんはこちら↓
絵本やストーリーブックも、日本では考えられないほどの安さです。

小学生用のワークブックでも、私も知らない単語がたくさんあり、親世代が日本で受けた「英語 “を” 勉強」する方式と、インター校で「英語 “で” 勉強」ことの違いを、ヒシヒシと感じたのでした。

ただ、英語が苦手…と仰る親御さんでも、中学高校で学んだ基礎英語があれば、(知らない単語は多数あれど)小学生用ならなんとか見てあげられると思います。ぜひ「お子さんと一緒に」英語学習、楽しんでくださいね!

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