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尊い心

最近、夕日が沈むのを見に行った。

この近日中に

2回も

沈む夕日を拝めた。

晴れの日と、早く帰れる日が
重なったこともラッキーだった。

太陽は赤みが増すとともに、
輪郭がくっきりしてくる。

そして
矛盾する言い方になるけど

少しずつ、グングンと
赤い太陽が海に沈んでいく。

圧巻の光景だ。

太陽が沈むと、
ライブが終わったかのように
観客はみんな帰っていく。

ここからが、アンコールなのに。

太陽が沈んだあと

余韻を残すかのように

そのあたりの空が

コーラルピンクになる。

そして、淡いブルーグレーの上方の空と
グラデーションを奏で出す。

これが、たまらなく美しい。

穏やかに冷たい潮風を浴び、
主張しすぎない波のBGMを聞きながら思った。

この美しさを感じられる心を
何があっても失うまい、と。

これほど尊い心はない、と。

人が人に対して抱く愛情や温かい心も

もちろん尊いのだが


それと比べてはいけない、

いや、比べられないくらい尊い、と。

ものすごく、それが身にしみた。

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