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体型に自信が無かった私が、唯一、自分の体型は素晴らしいと思えたとき

「他人は私のことなんて気にしてない」と勝手に認識していれば、自分の体型に対する悩みはなくなる、という話について経験を基に話していこうと思う。


体型に自信が無かった私が、ゆいいつ、自分の体型は素晴らしいと思えたときがある。

それはアメリカに短期留学していたときだ。

この話は「アメリカには色んな体型の人がいる、だから自分の体型も個性だ」的なことを言いたいわけではない。「アメリカでは誰も自分のことなんて気にしてない」という「認識」により、体型に対する不安が取り除かれ、それが自分の体型にポジティブになれたと感じた、という話だ。


アメリカに留学すると太ると言うが、私の場合、全く太らなかった。何なら「感覚的には」痩せたと思っていた。自分の体型が史上最高に素晴らしいとさえ思えた。

しかしながら、語学留学をあっという間に終えて、飛行機から降り、日本の地に足を踏み入れた途端、異様な視線が私の姿に対して向けられた(ように感じた)のだ。

その瞬間、自信がなくなくなり不安になった。

実家に帰り体重を量ってみる。すると、増えてないと思っていた体重は、実際は5キロほど増えていたのだ。

あのとき、痩せたとさえ感じたのは、なぜだろう。

理由は多分こう。

アメリカに住む人々は「人は人のことを気にしてない」という勝手な「認識」があったことで、「周りは自分の体型なんてどうでもいいんだ」と自然と感じることができたからだ。よって「体型」というものが自分にとって悩みではなくなったのだろう。

一方で、日本では痩せている人のほうが美しいという「認識」があったので、自分の脳が勝手に「自分の体型を見られている」という感覚に無意識に陥ったのだろう。

もちろん、アメリカにも人の体型に対して口を出す人はたくさんいるだろうし、日本にも「人は人」と自分らしく生きている人もいる。あくまで、アメリカに行く前の自分が勝手に「アメリカは人のことを気にしない」という「認識」を持っていたから、アメリカでは人のことを気にせずに生きれたのだと思う。


自分の体型に対してポジティブになるには、単に「自分の体型に自信を持つ」とことよりも、「他人は自分の体型なんて気にしてない」という認識することが重要なのだと、この経験から実感した。

だけど「人から自分の体型を見られている」感覚から「周りは私のことを気にしていない」感覚になるのは、けっこう難しい。長年ともにしてきた固定概念を変えるのだから。私だってアメリカから帰ってきて日本に着いた瞬間、感覚が後戻りしたのだし。

ただ1つだけ、できることと言えば、「逆の立場を考える」ということではないか。

「私は」人の体型を気にするかといったら気にしない。「私は」人がどんな体型であっても私には関係がない。

そう考えれば、「人も私の体型を気にする人なんていない」と、認識を変えることができるのではないだろうか。



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