ツギハギだらけの日記帳
横になったまま朝からソフィアコッポラのロストイントランスレーションを観ている。スカーレットヨハンソンが東京を歩いてる。
横になって腕を伸ばして、自分の顔を二の腕にくっつけて寝ながら観ている。
そのまましばらくすると、眠ってしまった。
夢の中で小鳥を貰った。手のひらに収まる青い鳥。
そのまま鳥が飛んで行く様子を見ていると、今度はいつの間にかビルの屋上に居る。ビルの屋上から車の走る音を聞いていると、不規則なリズムを刻んでいる波に聞こえる。遠くなったり近づいたり、心地よい風に吹かれていつの間にか閉じていた目を開けると、映画はラストシーン。
おしゃれな女の子にずっと憧れている。子供の頃、2歳年上の女の子に憧れていて、人と群れずに一人でいることが多くて、全然おしゃべりじゃなくて、あまり着飾らないのにいつも素敵なファッションで、良い音楽を聞いていた。
私は真似したかったけど、やっぱり私は別の人間なんだと分かった。ビル・マーレイとスカーレットヨハンソンを見ながら、そんなことを思っていた。
様々なことを忘れるために新しい忘れたいものを作っていく。
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