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#16 人を育てることの難しさ

こんにちは、Marです。

人生や社会経験が長くなると、次世代の育成について

考えることが増えてきました。

「最近の若い子は…」とかつて言われ続けた私も、

気づいたら同じ言葉を口にするようになりました。

まさに「時代は巡る」という感じです(汗)

あーやだやだ〜。

「保育士」という専門職として社会人の1歩を踏み出し

「あいさつの声が小さい」と先輩にチクリと言われ

子どもとの関わり、保護者との話し方、記録の書き方に

ついては「自分で人のものを見て、参考にするように」

と言われました。

今思い起こしてみても、決して「人を育てる環境」と

いうよりは体育会系の「人の動きを見て盗め、自分の

ものにしろ」という姿勢でした。

でも、そのおかげ?で、わからない事はすぐ人に

聞いたり、参考になる人の動きを見ては学んだり

自分で調べたりする「自発性」だけは養われたと

思います。

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私が後輩を指導するにあたり、心がけていること

があります。

それは、「初めのうちは懇切丁寧に伝え指導する」

けど、ある一定期間過ぎたら「自分の考え」を


まず私に伝えてから質問する、というやり方です。

なぜそうするのか?

それは私がその後経験した、数々の後輩指導に

あるからです。

自分がかつて体育会系のような教育?を受けたので

「自分が指導する立場になったら、絶対丁寧に

指導するんだ!」と心に誓っていました。

しかし懇切丁寧だけでは、指導を受けた側が

「依存的」になり「指示がないと動けない」

人になってしまいました。

もちろん、その人自身の素質もあると思います。

自ら学んで行動するタイプなのか、1から聞いて

学んでいくタイプなのか、あるいは先輩のコピー

になるタイプなのか。

一人一人性格が違うように、教え方も千差万別

なんだなあ〜と思った経験でした。

今は、個の性格を見極めつつ「初めは懇切丁寧に」

それから少しして「自分の考えや見通しを聞き」

「必要な助言があればその都度する」という

スタイルを確立しています。

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後輩育成については、最近は経験を積んだ後輩に

任せています。

私は?というと、さらに「リーダーとしての全体

のまとめ役」という立場に変わろうとしています。

対外的なお付き合いも含まれつつ、いくつかの

職場をまとめる役割をどうしていくのか?

色々な性格の人、合う人合わない人、仕事が

できる人できない人、それぞれの性格を把握

しながら

あくまでも組織としてどう、動くか…という

未知の経験に足を踏み入れつつあります。

これからも試行錯誤を繰り返すのでしょうが

私なりの人材育成の「核」を持ち、組織作りが

できればと考えています。

これがなかなか難しそう…!!

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