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鬱で精神科病棟に入院した話。

noteの誤字が酷いのは大体酔っぱらってるからです。これでもうまくキーボードが打てなくて苦労してんだ。
手軽に酔っぱらえる酒「ストロングゼロ(私が好きなのはダブルレモン)」を今宵を片手に現実逃避している。

2023年の始めに精神科病棟に入院した。
20歳の頃から患っていたうつ病が2022年秋頃に悪化し、無知な私は入院すれば良くなると信じきっていた。

2023年年明け、任意入院という形で入院。正直、入院していた頃の記憶は殆ど無い。人間、嫌な記憶は抹消されるようできているようだ。これじゃあ、まるでロボットみたいだ。そろそろAIに地球が乗っ取られるんじゃないかと寝る前にいつも考えている。

入院期間は40日間くらいだったらしい。
最終的には病院を抜け出し、友人に「私今から死ぬからみんなによろしくね。全然死ぬの怖くないんだよね。むしろ解放されると思うとすごく嬉しくて…今まで迷惑かけてごめんね。」と通話したのことを覚えている。
通話中、目の前で電車が通り過ぎるのを見つけ急いで駆け寄って行ったが入院中、落ちた体力では到底間に合わなかった。
(最終的には友人に説得され親に迎えを頼み、翌日正式に退院したことを覚えている。)

入院時、やたらと声がでかい双極性障害らしい病院を牛耳っているおばさんが居て、みんながその人に従った。どうやら入退院を繰り返しているらしい。
食事はその人が一番に配膳のワゴンに並び最初に摂食することが暗黙のルールらしい。看護師曰く、食事に使う椅子は暗黙の了解で決まっているそうだ。入院中は、使われていなさそうな椅子で食事を摂った。
入院当初は「刑務所みたいだな…」と思った。

その考えは退院まで持ち続けることになる。
いつの間にか「ここは刑務所なんだ」という妄想が脳を支配する。
主治医と何度も喧嘩した。私の「退院したい、こんな刑務所みたいなところにいつまでもいたら頭がおかしくなる」という意見に対し、「また病気がよくなってないからもう少し入院しようね」という話しか行わない医師の言葉と共に、診察の度に内服量が増えていく。
「薬漬け」とはこんなことか。看護師に「主治医が合わないため変更してほしい」と何度も頼み込んだが、退院日まで主治医が変わることは無かった。

癇癪を起こし「観察室(小さな部屋の中にトイレとベッドのみがある監視カメラがある部屋)」という名の独房(当時の私の解釈)に3度ほど入った。
独房(観察室)の中では、「反省をしなくてはならない」という考えとなり、食事・水分の摂取を拒否した。服薬の拒否は認められず、看護師によって無理矢理、手のひらに数錠の薬が出され「今ここで飲んでください」という指示があった。内服後は口の中を見せなければならなかった。今でも本当に刑務所のようだと思う。
薬で意識が朦朧となったと頃、一般の病室に戻される。
担当看護師に何度も退院したいと告げたが「今の病状では退院できない。」「先生の許可が出ればいいけど退院できるかな」とはぐらかされた。
最終的には「あなたのお母さんはたくさんお菓子を差し入れするでしょ?こんな事言いたくはないけど普通じゃないよね。」と言われたこともあった。

ストレスで顔面中に皮疹ができた。シャワーを浴びない日が5日続くことなんかザラだった。

退院の前日(正確には私が病院を脱走する当日)の診察で「もう元気なので退院させてください。」できるだけ笑顔で伝えた。
すると、いつものように主治医が腕を組んで「うーん…うーん…」言いながら1分程経過する。

私はこの態度がすごく嫌いだった。

それは何度も看護師にも伝えてきた。

もう限界だった。


「そうやって悩んだ振りをして私のことを試そうとしてるんですか?
 私に死ねって言いたいんですよね?だったらそう言ったらどうですか?」

つい、口に出してしまった。
すぐに、病院を飛び出した。

これが退院前の脱走までの流れ。
とにかく泣きながら走った。途中、下り坂で転んで膝と手のひらが傷だらけになった。
友人に通話を終えたあと、母に迎えに来てもらった。

脱走を試みた日が休日だったため、料金精算の関係で一度病院へ戻り、再び独房へ入れられた。
看護師から遠回しに迷惑だと言われた。
申し訳なさから何度も独房の壁に頭を打ち付けた。
スマホの充電が切れ、やる事を失い壁の模様を数えた。
そうでもしないと自我が保てなかった。

ベッドから離れる度に男性看護師が飛んできて「大人しくしなさい」と怒鳴った。

退院後は自宅療養となるがそこでも地獄は続いたのでまた今度。
読みやすいように1000文字以内には留めることに気を付けてるけど、ここまで読んでくれてありがとう。読者に言いたいことは、心壊してまで仕事するな!仕事辞めたいやつはとりあえず休め、仕事なんか死ぬほどある。




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