鈴木まり

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日本女性ヘルスケア協会長/株式会社ロサCEO, 48手ヨガの著者です。各出版社にてコラムも連載。 専門は心理学/東洋医学/性の悩み。 noteは、老犬の観察、ルポ、健康美容最前線。 日本女性ヘルスケア協会会員限定配信コラムをこちらでバラでご購入頂けます🌹

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吉原図・春画に込められた蔦谷重三郎の想い~吉原とはなんだったのか  文 国際浮世絵学会会員/日本女性ヘルスケア協会長 鈴木まり

先日、現在東京藝術大学大学美術館(上野)で開催中の【大吉原展】へ足を運びました。 本開催に当たり、 「まるで遊園地の様に展示されており、女性が売られることをまるで肯定しているようだ。」 「負の歴史を覆い隠している」 などという節の意見を皮切りに、いかにも現代らしくネットでは賛否両論繰り広げられ、 令和の吉原炎上 となっていたことは言うまでもありません。 大吉原展のページを見ると、冒頭には、 「遊廓は人権侵害・女性虐待にほかならず、現在では許されない、二度とこの世に出現

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    • 早漏はダメ?動物行動からみるピストン運動に隠された役割 文・鈴木まり

      早漏はダメ?動物行動から見るピストン運動に隠された役割 この時期になると、皆さんからダイエットのご相談に併せて、「恋をしたい!」などと恋のご相談もちらほら目立ってきます。いかにも春らしくあり、私たち人間も動物なのだな、としみじみします。 さて、そんな中、今回は久々に「性のお悩み」について触れていきたいと思います。 時折女性から、とっても小さな声で、 「彼のが小さくて・・・」「彼早いんです・・・」 と、愚痴ではなく、「彼自身も気にかけているのではないか。 ならば解決してあげた

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      • 情報ストレスからの回避 文:鈴木まり

        2024年2月28日 文:鈴木まり(日本女性ヘルスケア協会長) 先日とある会場で女性のためのヘルスケアについて登壇させて頂きました。 女性と限らずですが、近年ではストレスが与える身体への影響も皆さん興味の向く印象があります。 特にソーシャルメディアが一気に普及した近年においては、 ニュースだけでなく、様々な情報が交差し、 情報ストレスから精神的に不調を訴える方も増えてきています。 そのような中で、 「情報ストレスからの回避」というテーマも盛り込んでお話することが増えたの

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        • スラム ~心の支えの共存共栄の姿~ 文:鈴木まり

          2024年1月22日 文:鈴木まり(日本女性ヘルスケア協会長) 先日マニラに1週間滞在してきました。 成田から約5時間半でマニラ国際空港に到着します。 太平洋上空を飛行し、高度を落としてフィリピンの島々を眼下にすると、 広大な緑の平野が広がっていました。 運河に沿って両脇に集落が連なっており、更にその運河から灌漑が広がり、この広大な田畑に潤いをもたらせている。 上空から見下ろすその姿は、自然と人間の共存のアートの様に感じました。

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          私たちは、小さく生まれ小さく死ぬ ~死にソフトランディング~ part2 文:鈴木まり

          2023年12月27日 文:鈴木まり(日本女性ヘルスケア協会長) 今年は随分各業界の重鎮たちが虹を渡った年でもありました。 生命は永遠ではなく、 このようにして太古の昔から私たち地球上の生物は世代交代をしてきました。 そう頭で理解していても、長く一緒に過ごした分、思い出や思い入れが多く寂しく悲しくなるものです。 この人間の「弔う心」というのも生物としての進化のひとつなのかもしれません。 これまで私は、 40代で肺がん闘病を経て他界した父、 介護職時代の患者さんたちの看

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          死の間際の穏やかさ ~脳内ホルモンの不思議~ 文:鈴木まり

          2023年11月29日 文:鈴木まり 先日テレビをつけると 「死にソフトランディングさせる」という文字が目に飛び込んできました。  「死生学」という分野の研究も発展している近年。  長寿国である日本人として、いかにして死と向かうか、死を受け入れていくのかというのは中年期を過ぎた方でしたら時折頭をよぎるテーマでもあるかと思います。  「死ぬ」ということは、一生で一度しか経験のできないことです。  生きている限り、死を経験をしたことがないので、みんな怖いのです。  私

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          肺を潤す、秋の薬膳の処方 文:鈴木まり

          2023年10月27日 文:鈴木まり(日本女性ヘルスケア協会長) 長かった暑さからようやく解放され、朝晩は一気に気温が下がってきましたね。 今年の秋はとても陽気が良く、久々に秋らしい秋という印象です。 9月頃から多い症状は、「咳喘息」です。 インフルエンザやコロナも猛威を振るっておりますが、 検査をしても陰性で、花粉症と診断される方、咳喘息と診断される方が急増している印象です。 さて、この「秋」は東洋医学ではどのように解釈されているかみてみましょう。

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          肺を潤す、秋の薬膳の処方 文:鈴木まり

          夏の終わりの漢方ケア 文:五野由佳理

          2023年9月24日 文:五野由佳理(漢方専門医) 今年の夏は猛暑日が記録的に続きました。  もともと冷房が苦手で、弱冷房車を選んで乗っていた私が、今年はさすがに弱冷房車を避けて普通車両に乗っていました。  通院されている冷え症の患者さんでも夜は冷房をかけて寝ていると言われていました。 「地球沸騰化」とWHOが警告を出すほど、日本だけでなく世界中の夏が異常な暑さでした。

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          夏の終わりの漢方ケア 文:五野由佳理

          世界の女神の正体をホルモンで探る ~愛情ホルモンとは~ 文:鈴木まり

          2023年8月27日 文:鈴木まり(日本女性ヘルスケア協会長) これまで出版してきた書籍で必ず触れているホルモン、"オキシトシン"。 今月は、このオキシトシンについて触れていきたいと思います。 オキシトシンは、過去には"母性ホルモン"と呼ばれていた通り、 胎児が過ごしやすい母胎の環境を整えたり、出産を促したり、母乳を促したりと、母親になる為に必要なホルモンとして認識されていました。 しかし近年においては、"母性ホルモン"という垣根を超えて、"幸せホルモン"や"愛情ホル

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          心理学×医工学 ~心理性の痛みの可視化とケアについて~ 文:鈴木まり

          2023年7月23日 文:鈴木まり(日本女性ヘルスケア協会長) 先日、東北大学医学部麻酔科が主宰するペインクリニックの講義を1カ月間に渡り受講しました。  現代における痛みの治療最前線や麻酔薬の種類、痛みのメカニズムと種類、今後の研究テーマや課題等を学びました。   私が介護現場にいた20年前と比べて、現在においては、医療現場でメンタル的なケアも含まれていたり、各行政で他業種連携のモデルがつくられ実施され始めており、随分時代が進んだなという印象でした。  さて、今回は

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          左顔面が2倍に膨れ上がった原因 文:鈴木まり

          2023年6月23日 文:2023年6月23日 暑さが続く中、急に冷える日があったりと体調を崩される方が多く見受けられます。もちろん私も他人事ではなく、体調を崩すまいと毎日羽織物や扇子を取っ替え引っ替えバックに潜ませる日々。 そんなある日、 ストレスからか左耳を無意識に引っ掻いてしまい痛みを発症。 その日の夕方頃から顎関節あたりのリンパ節が痛みだし嫌な予感がしてきました。しかもこの日は朝から雨で急に冷えた日でした。 夜には友人の出演するコンサートに行くためにやや薄着で

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          恋の季節・ジェットコースターは逆効果! 吊り橋効果の有効例はこれ! 文:鈴木まり

          2023年5月24日 文:鈴木まり(日本女性ヘルスケア協会長)  近年、中高年からのこれからのパートナーつくりについてのご相談も増加傾向にありますので、 今回は、恋愛心理学について触れておきたいと思います。

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          マスクレス生活で気をつけたい ”全員がやっている生活の癖” 文:鈴木まり

          2023年4月15日 文:鈴木まり(日本女性ヘルスケア協会長) 先日、箪笥の整理をしていたら、くしゃくしゃになってやや黄ばんだ小さな布を発見しました。 もはや存在すら記憶からなくなっていたアベノマスクです。 コロナ禍ではマスクについての議論が随分と繰り広げられ、 各国での温度差も露見した件でもありました。  マスクを外したいけど周りの目が気になって外せない日本人、 マスクをしたいのに周りの目が気になってマスクをつけられないヨーロッパ人。 その国々の政策でどの国にも窮

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          春の便秘改善法 ~アーユルヴェーダと中医学の処方~ 文:鈴木まり

          2023年3月19日 文:鈴木まり(日本女性ヘルスケア協会長)  東京は桜開花宣言もあり一気に春めいてきましたね。 今年は花粉の量も例年の数十倍と言われ、 都内では年明け早々に花粉症でお悩みのお客様も一気に増えました。  中医学では春は「風邪(ふうじゃ)の季節」と言われ、対処として、コリアンダーや白葱、茗荷など、カラダの表面に汗をかかせて皮膚から解毒する作用のある辛温解表類の食材が用いられます。

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          媚薬の歴史 文:鈴木まり

          2023年2月26日 文:鈴木まり(日本女性ヘルスケア協会長) 「媚薬」と聞くと、 "性的興奮を促す薬"、"惚れ薬"というイメージでしょうか。 「好意のある相手を意のままに、、、」 「嫌ってほどモテてみたい!」 というのは皆さん一度は思い描いたことがあるのではないでしょうか微笑。 人間の恋愛感というのは、世代を追って変わっていっているようにも感じますが、そもそも生殖行為をする地球上の生き物は「モテるため」に日々努力していると言っても過言ではありません。 そういう意味で

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          塩より〇〇‼最強浄化法の真実。 文:鈴木まり

          2023年1月23日 文:鈴木まり(日本女性ヘルスケア協会長) 先日仕事の視察で沖縄へ伺った際に、”ユタ”と呼ばれる、沖縄古来からの信仰の的であるシャーマンとお会いしました。 その際に、「強く清めたいときはお塩じゃなくて●●です」と何気なく話していたその方法が、とてもアーユルヴェーダ的方法で大変興味深かったので、今月は皆さんに最強の浄化法をお伝えしようと思います。

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          塩より〇〇‼最強浄化法の真実。 文:鈴木まり