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恥ずかしげもなく愛について語ろう〜第24回『革命力』植村絵里


今日取り上げるのは、
「革命力〜仕事と愛と運に恵まれる女性が考えている18のこと」

私も結婚や恋愛のアドバイスをするために、なるべく多くの「恋愛本」も読んでいます。

今までこちらでご紹介してきた恋愛に関する本は、どちらかというと昔の本が多いと思います。

最近の恋愛本は、なんだか「ささーっ」と、可愛い女性のインフルエンサー的な人が書いているのかな?
と思ってしまうものが多く、あまりご紹介したいなとも思わず、
一度読んだら処分しているのがほとんどでした。

ところが、今回ご紹介する本は、

比較的最近の本で、キンドルで気軽に読める。


まあ、可愛らしい女の子が書かれているな

という印象だったので、
正直、期待はしていなかったのですが。。。。

ところが読んでみると、
「なんとも頭の良い、品格のある女性だろう!
相当勉強していたり、本をたくさん読んでいるんだろうな」
と思わされる、ズシンと心にくる内容だったのです。

もしかしたら、概念的でちょっと難しい・・・
と思う女性もいるかもしれませんが、


愛し、愛されたい、芯のしっかりした女性に憧れるな!
という方にはオススメの一冊ですよ。

感性とは、観察力と文化度


私自身がそうだったのですが、お勉強を沢山してきた女性は、
少しでも疑問に思うことがあるとすぐに理由や根拠を理解したがる。
そしてすぐに解決したがる。  
でも、この真面目な態度が女性らしい感性を育むことを邪魔していると思うのです。


実は私もこういうタイプで、「女性らしい感性」というのが著しく不足しておりました。

だから、恋愛も、勉強や仕事のように対応しようとする。
そうすると、しっかり対応したはずで、これで答えが正しく出るはずなのに、
「え?そんなことが起こりますか?」
ということが起きて、めんくらう。

はー、勉強や仕事してた方がマシだ。。。
となり、心を閉ざしがちになり、オタクに走りがちになってしまう。


そんな時、とっても効果的なのは、アート芸術なのでしょうね。


現代アートは、好き嫌いが大きく分かれる分野ですが、嫌いな人が口を揃えて言うのが「意味が分からない。」

現代アートに造詣が深い方に、
初めてオークションに連れて行っていただいた時、
私も「意味がわからない」と言っていました。

「わからなくていいのよ」

とマダムは言ってくれましたが、そういうことなんだなと
そこで少し掴んだ気がしました。


著者の植村さんは

「美しくなりたいなら、美術館に行きなさい。」  と言っているそう。


美術館だけに限らず、
言語化されていないものを感じる感性があなたのオリジナルの美しさを作るから。
文化度とは「言葉になってない美しさ」を感じる
センサーの高さのことです。
 
文化度の高い女性の感性は自由です。

それは、物事を色んな角度から味わい、いいところを沢山見られる視点を持っているということです。

女性だけでなく、男性も同じくアート芸術を楽しめるような感性があると、人生より楽しめるでしょうね。

時には明確に解決できないこともあるということを前提に、
感性を豊かにしていく機会を大事にすること。
そこでお互いの心地よさを育めることにつながってくるのかもしれません。


頭のいい女性ほど必要なのは、意味をわかろうとしないチカラ

直感を鋭くするために重要なのも、
物事や事象に、意味を付けないで、ありのままに受け止めるチカラです。
つまり、わかろうとしないチカラ。


実は私が20歳の大学生の頃、かなり年上の方とお付き合いをしていた時

「わかろうとするな、わかるわけがないんだから」

と言われたことをまた思い出しました。

なんでも理解してわかろうとする、解決しようとする、

そんな徹底的にお勉強してきた、ガリ勉オタク女子の特徴が
この頃から発揮されていたのですね。


日本人はもともとありのままを受け入れる、「わかろうとしないチカラ」に優れていたのかなと思います。
理解することは、概念を作り出すこと。言葉によって表すことです。

「わかることは大事だけど、わかろうとすることは危険」

本来わかるという感覚は、ふとした時に出てくるもので、わかろうとした時にはわからないもの。

私は「頭がいい」というわけではなく、受験勉強のしすぎで、
バキバキ物事を分けて、解決してということをひたすら訓練してきた結果、

こういう女性らしい感性やはんなりとした日本人らしい柔らかさに欠けていたのだと気づかされました。

それは深く付き合った時に、人間として女性としての色気はないのだと思います。


これにハッとさせられる、仕事ができる女性、多いのではないでしょうか?
私がサポートさせていただくお客様には、バリキャリ女性は多いですので。

「いちいち仕分けない」これがポイントですね。
(→またわかろう、理解しようと、まとめようとしている)

他にも、本当に自分の今の心にタイムリーに響くところがたくさんあって、挙げきれないくらいなのです。。。
よって、今宵はこの辺で失礼しますね。

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<記事を書いた人>

クレーン 美幸(Miyuki Crane)

・結婚したい人のコミュニティー マッチモア アカデミー校長・クレーン式コミュニケーションスクール主宰
神戸・東京の企業にて人事採用・教育研修業務に長年従事、2006年にイギリス系日本人男性と結婚。現在結婚14年目。
大学卒業後、神戸のアパレル企業、東京の教育人事制度コンサル、英会話教室など大手企業等に勤務。人事・教育研修、マーケティング、広報などの仕事に従事。

7年間結婚相談所を運営し、会員のほとんどが約6ヶ月の婚活期間での成婚を出してきた。

「大学中退の人は嫌です」「転職が多い人は嫌です」「ご両親が離婚している方は避けたいです」「年収が●●万円以上でないと嫌です」というような、その人の本質を見るよりも、条件での結婚相手選びの環境提供をしていることに違和感を感じたことで「条件ではなく、その人の価値観や本質を見ていく婚活」を勧めたいと決意。

新しい時代にあわせて、令和スタイルに恋愛観をアップデートした結婚の新しい価値観をつくっていくことを目的に、結婚したい人の結婚コミュニティーを運営中。



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