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マレーシアNewsClip:代替え肉の時代がやって来る(2022/09/3)

今日はMalay Mailより
Could the veggie burgers of the future be made from trash?
の話題です。
Could the veggie burgers of the future be made from trashを直訳すると、
未来の野菜バーガーは、ゴミから作られる?ということになって、ちょっと衝撃的なタイトルですよね。

こちらの記事、タイトル「ゴミ」という表現が使われているので誤解されそうな内容ですが、「野菜クズ」といういう意味のようです。

記事の中では、野菜スープのだしをニンジンの皮でとったり、ジャガイモやさつまいもは皮ごと食べることはよくあることだし、そうした穀物や野菜の残骸は栄養価が高く、高タンパク食品の製造に利用可能とのことでした。

なので決してゴミ箱に捨てたものから作るのではなく、ゴミ箱に捨てる前に再利用しようという考え方で研究が進められているようです。


最近のマレーシアですが、食肉の価格が高騰しています。
飲食店にも影響が出ていて、近所の大衆食堂では今までは豚肉と鶏肉のおかずは一律の値段でしたが、豚肉のおかずが少し高くなりました。

コンビニに行くと「Plant Base(植物由来)」と書かれている大豆肉を使った唐揚げがレジに並ぶ光景も目にするようになっています。

まだマレーシアでは聞きませんが、隣の国シンガポールでは、動物の細胞を体外で組織培養することによって得られた肉「培養肉」の販売やレストランでの提供も始まっているそうです。

利用可能なものを再利用して無駄にしないという考え方と技術は素晴らしいものだと思います。
でも一方で、豊富にあった資源の限界が見えているのでは?と想起させるような話題でもありますね。

本日もお読みいただきありがとうございます。

From Malaysia

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