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海外NewsClip:皇帝ペンギンが絶滅危惧種に(2022/10/26)

今日はアメリカの記事からです。
Emperor penguins now a threatened species due to climate change, U.S. says

南極の皇帝ペンギンは、地球の気温上昇と海氷の減少によって絶滅危惧種として保護対象になったとアメリカ政府が発表しました。
絶滅危惧種とは、絶滅のおそれが生じている野生生物のことで、通称「レッドリスト」とも呼ばれていますね。

レッドリストの登録されていて有名なのは、イリオモテヤマネコやトキ、ジュゴンなど、その野生生物の種数は4万1,459種にも上るそうです。

皇帝ペンギンは、南極の氷の上でコロニーを作り子育てをします。
そのため、気温が上昇し海氷が減少してしまうと育てる場所がなくなってしまうので、世界で2番目に大きい皇帝ペンギンのコロニーも数年にわたり海氷の状態が悪く、2016年から生まれたばかりのヒナがすべて溺死してしまったと報じられていました。

最近の気候の変動は様々な動物たちも影響を受けています。
先月のnoteでもちょうど気候変動のことと、「気候難民」のことを書いていたことを思い出しました。

また、今回のアメリカの記事ではペンギンたちの生存は、人間が化石燃料を削減し、地球上の生物に不可逆的な損害を与えないように行動できるかどうかにかかっているとも語られています。

次に住むところがなくなるのは人間の番かもしれません…
気候変動への対処について何ができるか?と改めて考えさせられたニュースでした。

本日もお読みいただきありがとうございます。

From Malaysia


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