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プロとは「ひとりで何でもできる人」ではないこと:2021年12月26日(プロ野球誕生の日)

多分私はチームプレイが苦手、バスケットボール、サッカー、野球など個人ごとにポジション(役割)が決まっているスポーツ全般が苦手です。

どうもその「ポジション(役割)」にこだわってしまう私がいて、逆に個人プレーに走りすぎるという傾向がある、自分でもちぐはぐで笑ってしまう困った性質。
これは仕事でも現れていることで、つい最近まで色んなことをひとりで抱え込んでいました。

20代の頃は本当にこの傾向がひどかったです。
「私が一番仕事ができるんだから、私がやらないと!」って、表だって言葉には出さないまでも、心の奥で本気で思っていました。

つまりは、私はチームメイトのことが全く信頼も信用さえできていなかったんですね。
今思えば、なんて寂しいやつだったんだろうって笑えます。

「人を信じる」こと自体が怖い、それって自分のことさえも結局信じていないということだから、自分で自分の首を絞めていました。

おととしの冬頃のこと、仕事量が多すぎてプチ爆発をしてしまった私に対して、当時の上司は「Marikoを助けるチームを作るぞ」といって私の仕事のタスクの洗い出しをしてくれたことがありました。
でも、私は自分のタスクを一覧表にしたはいいものの、それを他の人に渡すことが怖くてできなかったんです。
それも結局は「他人の私の仕事ができるはずない」って、自分より相手のことを下に見ているということ、本当に失礼な話でした。
また、自分で仕事を抱えすぎることで自分の価値を見つけようとしていた?みたいなところもあって、それで「仕事量が多い」と言っているものだから自己認識ができていない困った部下だったと思います。

あれからもう1年半が経ちました。
実は最近ここ半年、仕事はほぼ定時で終わることができています。
半年の間に何があったか?というと、noteを継続していることもそうですが、習慣や自分の思考の見直しを本気で始めたことが大きな変化でした。

人それぞれに役割(ポジション)があること、どんなことでも生きていれば決して自分ひとりではありません。
今もおととしにチームのみんなが言ってくれた「Marikoはひとりじゃないよ」という言葉を思い出すと涙がでてきます。
(このnoteを書きながらも、ちょっと泣けました)


12月26日はプロ野球誕生の日。アメリカのプロ野球との対戦のため、現存する中では日本最古のプロ野球チーム・大日本東京野球倶楽部(読売巨人軍の前身)が創立された日です。

現在、プロ野球の試合があって、プロ野球選手という職業があるのもこの時に日本で野球がプロスポーツとしての地位を確立したことにあります。

何事も「プロ」と名乗るからには、努力、才能、実績などが必要です。
「プロ」という肩書、いわゆる「プロ意識」は時にはプレッシャーにもなりますが、自分への戒めやモチベーションを上げる材料にもなります。

自分自身の仕事を振り返ってみて「プロ意識」について考えているとこんな記事に出会いました。

社会人、とりわけビジネスパーソンのプロとは「ひとりで何でもできる人」ではありません。自分ひとりではできないことやわからないことがあっても、その仕事を投げ出すことなく、足りない情報を集め、ときには他者の力を借りながら結果を出せることこそがプロ意識なのです。

「プロ意識」を持った社会人になる。若手社員が仕事のチャンスを逃さないために必要なこと

「最後まで自分の役割をやりきる力」、それこそが真の「プロ」なのかもしれません。

有名なイチロー選手も自身で努力はされていますが、身体のメンテナンスやトレーニングメニューの考案には専門家の力を借りていますし、チームが勝利するには一人だけの力ではもちろんできません。
応援するファンの力も大きく、イチロー選手はそんなファンの声にも応え続けています。

プロ野球誕生の日、自分の仕事を振り返っていくと「私、プロじゃなかった」と自省しつつ、チームの中のプロとしての役割について考えさせられました。
どんなこともチームプレイなんだから、自分にできないことだってあっていい、そう思えてくると少し心が軽くなります。

本日もお読みくださりありがとうございます。

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