見出し画像

【私と夫の話】私たちの役割分担と夫の好きな歌

今月は、我が家の結婚記念日がある月なのを思い出したので、ゆるゆるーっと私と夫のくすっと笑えるエピソードやなんかをぽつぽつ書いてみようかなと思っています。

家庭での役割分担

我が家では、夫はある程度こだわりを持って家の秩序を維持しようとするのに対し、私が片っ端からその秩序をぶち壊しにいきます(意図的にではないんですが・・・)。

そんな私たちの家庭での役割分担はこんな感じです。

育児関連

  • 娘の寝かしつけ・・・私

  • 娘が夜間泣いたときの対応・・・夫

  • 娘の食事補助・・・夫

  • まだ授乳していた頃の夜間授乳・・・9割夫、1割私

掃除・整理整頓

  • 四角い部屋に丸く掃除機をかける・・・私

  • 四角い部屋を四角く掃除機かける・・・夫

  • 部屋に散乱したものを部屋の隅っこに寄せる・・・私

  • 隅っこに寄せられた物たちを元あった場所に収納する・・・夫

  • 部屋に散乱したものを分類して片付けるべき部屋に持っていく・・・私

  • 人が来るときにとりあえずものを見えない場所に隠す・・・私

  • 私が各部屋やクローゼットに放り込んだものを整理して収納する・・・夫

調理周り

  • 食事を作る・・・私

  • 食器を下げる・・・夫

  • 食器を予洗いして食洗機に入れる・・・夫

  • 冷蔵庫を確認して買い物メモを作る・・・夫

とまあこんな具合で、基本的な構図は「大雑把に」「とりあえず」「やったらやりっぱなし」の私の尻拭いを夫がすることで、家の秩序が保たれています。

ちなみに、現在料理は主に私がやってますが、実はそもそもは夫のほうが料理が出来て、私はレシピ本やらクックパッド片手につくるのに対して、夫は特に何を見るでもなく目分量でサク飯を作りますし、とりあえずどうとでも料理できる野菜たちを適当に見繕って買ってくるのは、今でも夫のほうがうまいです。

加えて言えば結婚前、同棲を始めた頃、私が手料理を作って3回目くらいに、「料理しながら調理器具片付けようね・・・」といいながら私が取っ散らかしたフライパン2つ、鍋3つ、ボウル4つをせっせと洗ってくれたのは夫であり、段取りを考えて、片付けながら料理をできるようになったのは実は夫に教育されてのことです。

人を家に呼ぶとき、見栄を張って張り切って前日から片付けをするのは私ですが、私が片付けと称して机の四つ角に積み上げた小物や書類を仕分けしてゴミはゴミとして捨て、収納すべきものは収納する、私が全く気にもかけていない玄関や廊下、トイレを掃除するのは、来客30分前に夫がやってくれています。

ちょっと意外な夫の好きな歌

私の大雑把さに苦言を言うこともほとんどなく、黙って尻拭いしてくれるマメな夫なんですが、実は意外な歌が泣くほど好きなんです。

それは、さだまさしの「関白宣言」。

お前を嫁にもらう前に 言っておきたい事がある
かなりきびしい話もするが 俺の本音を聞いておけ
俺より先に寝てはいけない
俺より後に起きてもいけない
めしは上手く作れ いつもきれいでいろ
出来る範囲で構わないから
忘れてくれるな仕事もできない男に
家庭を守れるはずがないってこと
お前にはお前にしか できないこともあるから
それ以外は口出しせずだまって俺についてこい

さだまさし「関白宣言」

1979年に発売され、160万枚の大ヒットを記録した曲なんですが、実はこの曲、2003年に発売された続編「関白失脚」があって、それとセットで聴くと泣けてしまうんだそうです。

お前を嫁に もらったけれど 言うに言えないことだらけ
かなり淋しい話になるが 俺の本音も聞いとくれ
俺より先に寝てもいいから 夕飯ぐらい残しておいて
いつもポチと二人 昨日のカレー チンして食べる
それじゃあんまり わびしいのよ
忘れていいけど 仕事もできない俺だが
精一杯がんばってんだよ 俺なりに それなりに

さだまさし「関白失脚」

初めてセットで聞いたのは大学時代(2008年とか2009年とか)だそうなんですが、その時から泣くほど大好き。

曰く、亭主関白なスタンスがどうとかいう話ではなくて、「関白宣言」の時点からこの夫は妻にべた惚れで、惚れた人を幸せにしたい、幸せにしよう!という意気込みをちょっとカッコつけつつ一生懸命言いつのっていて、「関白失脚」で結局カッコつけは叶うことなく、情けなくも尻に敷かれ愚痴りながらも、

人は私を哀れだというけれど
俺には俺の幸せがある
君たちの幸せの為なら
死んでもいいと誓ったんだ

さだまさし「関白失脚」

と愛する妻と、子どもたちの幸せを心から願ってがんばる姿に、たまらなく泣けてしまうんだそうです。

説明されてみればなるほど分かるとはいえ、18歳だか19歳の頃にそんなに深いところまで汲み取って感動していたのかと思うと、この人一体人生何周目なんだろうかと謎が深まるばかり。

しかも気がつけば、大雑把な私の尻拭いをして家庭の秩序を守る姿は「関白失脚」そのもの。

涙ぐみながら説明された当時はちょっと引いてしまったけれど、こういう愛情を持って家庭を作っていきたいなぁと思って、有言実行それをやってのけている夫はやっぱり誰より愛情深くて、懐の深い人だなぁと今になって感心するばかり。

気がつけば来週は結婚記念日、たまには夫の帰ってくる前に、食洗機ぐらい回しておこうかなと思います。

もし気に入っていただけたら、サポートしていただけたらとっても嬉しいです! 頂いたサポートは、今後の活動費に使わせていただきます。