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映画感想*まとめて12本/2023年1月

1月は、意識して映画を見る時間をつくった。
音と映像と物語を感じていたい。そんな現実逃避みたいな時間の過ごし方が、じぶん的に贅沢だと思いつつ、惹かれるまま見た映画たちは、年老いてからのことや、LGBT、格差社会などなど隣にあるかもしれない人間の性を考えることになった。

グッドライヤー偽りのゲーム

見終わってすぐ老人マッチングアプリはあるのかと検索してしまった。人の思いはどこまでも深く悲しく尊いのかもしれない。
★★★★☆

ステージ・マザー

亡くなった息子が経営していたゲイバー(ショーパブ)を、息子が繋がっていた人たちと一緒に、息子の思いを叶えていく母親。
人と人の交流って、結局思い込みをはずして、じぶんと相手と向き合うことだなあと思った。
★★★★☆

ジーサンズ はじめての強盗

おじいさん3人が銀行強盗をする。
レビューを見ると、ほっこりとかがんばれーとかって書いてあったけど、わたしはもっと違うところにエネルギーをかけれなかったのかって思ってしまった。年をとってからも一緒にいれる友だちがいるってことが奇跡みたいに思えた。
★★★☆☆

ミスフランスになりたい

男性であることを隠して、夢だったミス・フランスに応募する。仲間との共同で叶えていく人間くさいドラマ。
フランス映画は苦手だったけど、次の『パリの調香師』とあわせて、おもしろい(おもしろいの基準があいまいだけど)と思った。
おしゃれで美しい。
★★★☆☆

パリの調香師 しあわせの香りを探して

不器用なふたりの物語。
じぶんのことだけ考えて生きていけないけれど、誰かが教えてくれたり支えてくれたりすることで、お互いがゆっくり溶けていける。
フランス映画で初めて(?)エンドロールにHAPPYを感じました。
★★★★☆

記憶屋 あなたを忘れない

切実に『記憶屋』さんがいたら、消してほしい記憶があるなあ。覚えておきたいこと、忘れてしまいたいこと。それはじぶんにしかわからなくて、他人にとっては大事な記憶かもしれない。
★★★☆☆

格差恋愛 シークレット・ミリオネア

おきらくな、格差。
映画はおきらくで都合が良くてハッピーエンドで、共感できる夢を見せてくれるのが楽しいのかも。
★★☆☆☆

素晴らしきかな、人生

ウィル・スミスさんごめん。途中で寝てた。
娘を亡くして何もやる気がなくなった。まわりの人たちに助けられた?奥さんへの思いは?深読みをすべきなのか否か。わたしにはわからない。
★★★☆☆

幸せのレシピ

スタイルのいいヒロインがおしゃれで、仕事もできて、でもわからないことがあって、弱くて強くて、はかなげで。
単純にお料理食べたい、つくりたい。
家の中でピクニックのように、誰かとごはん食べたい。
わたしにはすべてキラキラで評価甘め。
★★★★☆

サム=サマンサ

男女入れ替わり作品。ただし自己完結。
斜め上をいく予想外の結末に、やられました。
★★★☆☆

ジェントルマン

ヒュー・グラントさんがいい味出してて、あいかわらず間抜けな感じが好感もてます。ただ何が言いたかったの?
★★☆☆☆

スパイダーウィックの謎

ファンタジーはおとぎ話というか、どこまでその世界に入れるかってことで、わたしは考える。大好きなお父さんの説明は最後までなかったのね。
★★★☆☆


★あとがき
『幸せのレシピ』がいちばんストレスなく見れて、わたし弱ってるのかしら笑
そういえば大好物のSFも見てない。
どうして恋愛映画に揺れるのか、また映画研究してみようと思う。





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