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Audible体験記*読書日記番外編

Audibleの無料体験3ヶ月期間中、今までに4冊聴き終えました。
それぞれの本の感想と、聞く読書のいいところ、悪いところまとめてみました。


『月の立つ林で』青山美智子著

青山美智子さん初体験がAudibleでした。できれば紙の本で読みたかった。短編がつながっていて章ごとに種明かしされるような。
朗読の声にまどわされ、イメージをつくってしまった。

『そしてバトンは渡された』瀬尾まいこ著

名著。本屋大賞受賞作。
音で聞くメリットが音楽まであったなら…と思った。だから映像化したときに五感を震えさせるんだな。
紙の本でもう一度読みたい本。

『1日誰とも話さなくて大丈夫』鹿目将至・鳥居りんこ著

コロナ禍での家でひとり、そんな過ごし方を書いた本。サクッと聴き終えました。
ひとりを楽しんでるわたしには、少しあたりまえのようで、じつはそうでもないようで。
これは耳で聞いてよかったかも。流れるように読めます。

『今宵も喫茶ドードーのキッチンで』標野凪著

コロナ禍の女性の働き方、おひとりさまカフェでつながる物語。シチューやココアが染みる。
章と章のあいだの間がないように感じて、最初とまどった。目で読んでいたら、どこからが違う場面になっていたかわかったかも。

耳で聞く読書のいいところ、悪いところ

主に料理をしてるときに聞きました。わたしは倍速はしないで、朗読者そのままの声で聞きましたが、ビジネス書などは倍速で聞いたらいいかもしれません。耳で聞ける読書の最大のメリットは、時間の有効利用だと思います。
反面、ときどき頭に入って来なくて聞き流してしまう。巻き戻して聞く気になれず、言葉を流してしまうことが多かったです。

目が見えなくなってきた親に紹介しましたが、どうやらできてない様子。わたしも目が不自由になったら最大限活用したいですが、やっぱり本は言葉をかみしめつつ目で読みたい。
映画も字幕があるから、味わってるところがあって……。活字中毒者には読んでると眠くなるような本を朗読していただくことで、理解が深まることもあるかもしれません。でも図があるような本は不向きだと思うので、本を選んで聞くといいですね。

朗読者の方は演技も必要なのか、はたまた淡々と読んだ方が理解しやすいのかわかりませんが、聞き心地がいいし、聞く読書”あり”だと思います。
ただ無料体験が終わったらまた解約するかもです。
耳で聞くのは音楽とかラジオみたいな聞き流せる方が料理ができますw



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