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スーパーヒーロー役者勢ぞろいの笑いとスピード感に満ちた騙し合いアクション映画『レッド・ノーティス』

【個人的な評価】

2021年日本公開映画で面白かった順位:34/248
   ストーリー:★★★★★
  キャラクター:★★★★★
      映像:★★★★☆
      音楽:★★★☆☆
映画館で観るべき:☆☆☆☆☆(ネトフリ配信のみ)

【要素】

アクション
強盗
脱獄
格闘
カーチェイス
騙し合い

【元になった出来事や原作・過去作など】

なし

【あらすじ】

世界の最重要指名手配犯を逮捕するために、インターポール(国際刑事警察機構)から発令される特別な国際手配書、レッド・ノーティス。

これに該当する犯罪者を追跡するFBIのトップ捜査官ジョン・ハートリー(ドウェイン・ジョンソン)は、クレオパトラの秘宝とされる“3つの卵”を巡り、世界一の大泥棒ビショップ(ガル・ガドット)と、世界最高の詐欺師ノーラン・ブース(ライアン・レイノルズ)と出会う。

ある理由から、彼らは手を組んでその卵を狙おうとするのだが、予測不能な事態が巻き起こっていく……。

【感想】

この作品も本当は劇場公開されるはずだったらしいんですけどね、紆余曲折を経て、Netflix独占配信のみになってしまいました。「しまいました」って別に嫌なわけじゃないですけど、僕は映画は映画館で観たい派なので。

<大好きすぎるキャスト陣>

これはもう完全に俺得っていうキャストなんですよ。なんてったって、みんなスーパーヒーロー映画に出てる(これから出る)んですから!ご存知、ガル・ガドットは、DCの『ワンダーウーマン』(2017)。ライアン・レイノルズはマーベルの『デッドプール』(2016)が最近は有名ですが、かつてはDCの『グリーン・ランタン』(2011)にも出てましたからね!(『デッドプール2』のラストで自虐ネタ披露してましたけどw)そして、ドウェイン・ジョンソンもDCの『ブラックアダム』(2022年公開予定)に!3人ともDCにゆかりがあるんですよね。

さらに、ガル・ガドットとドウェイン・ジョンソンは『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2011)と『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013)で共演してます。まさに、みんなまるっと僕が大好きな映画シリーズで圧倒的な存在感を出してます!

そんな3人が共演するってんだから、内容そっちのけでまずは観ますよ。キャストだけで判断したの、この映画が初めてかもしれません。そして、普通に面白かった。。。

<内容はザ・ハリウッド映画みたいな感じ>

本作は泥棒と騙し合いの要素が強いので、オーソドックスすぎるぐらいのハリウッドのアクション映画って感じですね。それを笑いとスピード感に満ちたエンターテイメントに仕上げてます。『オーシャンズ』シリーズや『ミッション:インポッシブル』シリーズ、『ワイルド・スピード』シリーズなど、スリルとテンポのよさに定評のある映画の要素をふんだんに盛り込んでるのがウリですね。まあ、悪く捉えればワンパターンだとか、あるあるだとか、そんなふうに言えなくもないです。実際、本当に都合のよい脚本で、ほぼ苦労がなくトントン拍子で事が運んでしまうので(笑)しかし、そういう事実があっても、それを凌駕する迫力とキャラクターの濃さ、うまい具合の騙し合いによってカバーできちゃってるのが、個人的な好感度高いポイントです!もはや、よく練られたストーリーだとかトリックだとか、そういうところではなく、有無を言わさずどんどん先に進んで行くジェットコースターのような感覚を楽しむ作品ですね。

<随所に散りばめられたギャグが面白い>

神は細部に宿るというか、細かいところがメチャクチャおかしいんだよ、これ。いわゆるアメリカンジョークみたいな、ウィットに富んだものではないです。やや下ネタも交えつつ、日本人でも笑っちゃうようなギャグもあって、そこがツボだったんですよね!ドウェイン・ジョンソンがいじられてるのがおかしくてwww メイン3人の掛け合いはぜひ注目していただきたいです!

<その他>

オチを知ってしまうと「なーんだ」っていう部分もあるんですが、ネトフリで気軽に観られますし、あっという間の2時間なので、加入してる人は観てみるとよいかと!Netflixのオープニング記録を樹立するぐらい、各国で人気のようですよ!


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