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頭の中の自己否定や不安をゆるめるには?

Chatter(チャッター)という本を読みました。個人的にめちゃめちゃ興味深くて、夜中に一気読みです。

タイトルである「チャッター」は、頭の中の批判的な声みたいなもので。
その声を緩める方法をさまざまな実験結果をもとに紹介してくれます。

小さい頃から頭の中がうるさいというか、ネガティブのマジカルバナナというか…。それで、結構スタミナを消費していました。

先日父とそういう話になったときに
「全くないけど、そんなの」と言われて。
“これって結構な人のデフォルトじゃないの!?”と、なったことが読むきっかけになりました。

本では26個の方法が紹介されています。個人的にこれは簡単で良いぞとおもったのが、頭の中の会話を自分の名前を使って他人に話しかけるみたいするという方法です。

(例)
これどうしたらいいんだろう…

〇〇(名前)、これどうする?

なんでこの方法が響いたのかというと、筆者の具体例にインパクトがあったからだと思います。

筆者は、過去に脅迫状を受け取ったことがあります。直後は不安で頭がいっぱいになり…家でも寝れずバットを持って周りを警戒したり、ボディーガードを雇った方がいいのかと考えあぐねたりしたそうです。

そのときに、たまたまこの方法で自己対話した時に冷静になって、次の日から普通に過ごすことができたと語っていました。
この強烈な体験がこの方法を編み出すのに繋がるという流れを見てすごく説得力を感じました。

問題を近視眼的に見るのではなく、少し外に出るだけで頭のパニック状態は和らぐんだなと。

…まぁ、とはいえ。嫌だったとか悲しかったとか自分が感じた感情を無視しないのも個人的に大切だと思っているので、個人的に両輪なのかなって思っています。

思考が暴れ出したら、どうどうと宥めるように名前を呼んでみようかな。

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