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初対面の保護者との懇談会で心掛けること

保護者懇談の時期になりました。お会いする保護者全員が初対面です。保護者との関係づくりは重要です。子供たちの成長において、保護者との連携は欠かせません。
大切な子供の1年を預ける保護者にとっても、誰に預けるのか?はとても大切です。
保護者に少しでも安心してもらえる対応が重要です。

◯第一印象を大切に

見た目や声のトーンなどは、とても大切です。
大切なことを言っていたとしてもブツブツと暗い顔で話していると相手は不信感を抱きます。
メラビアンの法則でも言われています。

大切なことを言っているが、顔が無愛想だったら人は矛盾した感覚を感じます。その時に優先されるのは視覚・聴覚なのです。
見た目な声により与える影響は大きいです。特に初対面は保護者にも教員の事前情報なく、第一印象で判断されることになります。
スタートで悪い印象になってしまうと、後の時間は粗探しに注意が向きやすくなります。勿体無いです。第一印象によって、その後の対応がとても難しくなるのは避けたいです。

メラビアンの法則とは
よく「第一印象は見た目で決まる」という主旨の言葉を耳にすることがありますが、これに関連するものとしてメラビアンの法則があります。
メラビアンの法則とは、コミュニケーションにおいて言語・聴覚・視覚の3つから伝わる情報が矛盾している時、視覚・聴覚から伝わる情報が言語より優先的に判断に利用されるというものです。例えば、マネージャーがチームを鼓舞するような言葉を使っているのに、目が泳いでいたり、声が小さかったりすると、「本当は自信がないのではないか」と捉えられてしまうことなどが挙げられます。
このことからも、第一印象を良くするためには話す内容だけではなく、前項で挙げたような表情、姿勢、身だしなみなどの外見的要素や伝え方を工夫する必要があることが分かります。

https://schoo.jp/matome/article/1701

◯自らハードルを下げない

経験が浅いことなどをあえて自ら言ってしまうケースがあります。『初めて特別支援学校に着任したので、わからないこともありますが、よろしくお願いします。』
かと言って無理に背伸びをしてよく見せる必要もありません。
毅然とした態度で自信を持って誠実に対応することが大切です。
わざわざ、未熟です。ということを伝えることで保護者の不安を煽るだけだと感じます。

堂々と伝えたいことや伝えるべきことを伝えることが保護者の安心感にもつながります。

経験などを聞かれたら素直に答えたら良いとは思います。ウソをつく必要はありません。
後にも書きますが、実績がなくとも、その分、準備をきっちりとして誠実に対応することによって経験不足はカバーできると感じます。その誠意を保護者が感じられることで安心感を提供することにも繋がります。

◯入念な準備を

自信をもって堂々と話すことは簡単ではありません。経験が不足していることは言うまでもありません。経験や子供と関わった時間はカバーのしようがありません。
しかし、これまでの情報は書面や同僚からの話でカバーできます。入念な情報収集と整理を行うことで話す際の裏付けとなり、堂々と話せる素地を作ることになります。

入念な準備は保護者に伝わります。その結果、保護者との関係性が構築されて、連携が強化できるはずです。連携を強めることができると結果的に子供への支援の強化にもつながっていきます。

その第一歩は保護者懇談会です。
そして、日々の報連相が重要です。誠実な対応を積み重ねることで、関係は強固なものになります。

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