森の交流会

「第3回森の交流会」平成30年8月31日まとめ

平成30年8月31日に開催された「第3回森の交流会」の中で発達障がい者のための自助グループである「さかいハッタツ友の会」の代表石橋尋志先生が講師としてお話くださった内容のまとめです。

「森の交流会」は大阪府堺市を中心に介護と福祉の連携を目的とした支援者同士の交流の場です。今回で3回目の開催となります。

毎回、かなりの人数の方が参加されます。

ちなみに、会場は大阪府堺市市役所の地下に「森のキッチン」という食堂があり、そこで開催されます。

「森のキッチン」は就労継続支援B型が運営している食堂です。日中多くの当事者様がお仕事として「森のキッチン」を運営されています。

今回、「森の交流会」では発達障がい者のための自助グループである「さかいハッタツ友の会」の代表石橋尋志先生がご講演くださいました。

今回のnoteではその内容をまとめていきたいと思います。

今回のセミナーのレジュメです。僕の字は読めないと思います。(かなり汚い)

印象に残った部分をご紹介していきます。

★お読みいただく前に
・障がいを持たない方を「定型の人」と表現されていましたのでそのまま記載しています。

・以下の内容はご本人も当事者である石橋先生がおっしゃられていた内容をそのまま記載しています。石橋先生もセミナーの中で何度もおっしゃられていましたが、「定型の支援者」と「当事者同士で支援する場合」では支援出来る(していい)内容やアドバイスするときの表現が違うとのこと。今回のセミナーの内容をそのまま「定型の支援者」が参考にすると必ず誤解や不信感を発達障がいの方は感じてしまうので注意してくださいとのことです。

【ADHDの状態】
定型の人が徹夜明けの頭に靄がかかっているような状態がずーっと続いている状態。それを皆さん理解してくださっていたら、、忘れ物したり、同じミスを繰り返したりするのも許せませんか?とのこと。

●発達障害への心構え
・価値観がまず違うので、お互いの常識をわかり合うのは難しい。文化が違う外国人だと思ってもらえるとお互いに少し楽かも。

・得意分野にのめり込むと上達が早い。苦手な事を習得するには定型の人の5倍くらい時間がかかる。

・得意な事が伸びると苦手な事にもチャレンジするモチベーションが湧いてくる方が多い。

・苦手なことばかりチャレンジさせられると、気持ちが落ちて何もしたくなくなる。

・社会性は実年齢の20%低い。マイナスな用に聞こえるが、考え方によってはいつまでも気力が若い→80歳でも気持ちは65歳くらい(素敵でしょ?とのこと)

・勉強が苦手な事が問題視されるのは「学生時代だけ」
 計算が苦手→計算機使ったらいいやん!!
 字が綺麗に書けない→手書きの機会ってそんなにある→PC入力多いでしょ

●発達障害者や凸凹傾向のある人に言ったらいけない禁句
・「誰にでもあるよ」→誰にでもあったらあなたの支援受けてないよ!!

・「頑張ればできる」→想像以上に努力が必要です。本当に努力を支援してくれるのであれば1から100まで支援者が「やって見せて、言ってみせて、聞かせてみせて」最後まで付き合ってあげてください。

・「受診してみたら」→必ずしも、受診が最適でない事がある。発達障がいを診る事ができるDrがそもそも少ない。(堺市は専門病院多い方)

●発達障がいの方との関わり方
・褒めてもらえると伸びます。

・言葉尻にとらわれないで、「なぜ今この話を自分にしてきているのか」本心を探りながら話を聞いてあげてください。

・親御さん等の関係者と協議の上ですが、極力苦手な事はさせなくていいとのこと。どうしても苦手な事にチャレンジしてもらいたいのであれば「やって見せて、言ってみせて、聞かせてみせて」を1から100までしっかり付き合ってあげてください。

【レジュメにはない内容】
・石橋先生はよく「発達がい者ぽくないね」と言われるとのこと。それは、「ぽくない」のではなく「ぽくない」ように見せているとのこと。

・自身の障がいを受け入れることで、社会性の向上に繋がるとのこと。

・自分の特性を理解して、生活がしやすい工夫を行う事が大事。石橋先生の場合は生活の全てをパターン化して出来るだけ見通しが持てるように工夫しているとのこと。

・「発達障がいの方は秀でた才能をもつ事が多いのですか?」と質問される事が多い。答えとしては運の要素が強い。①得意な物を見つける②周りの大人が邪魔しないで没頭する環境を得る事ができれば才能を伸ばす事が出来る。たまたま〇〇をする機会に出会って、「そんな事ばかりしていないで勉強しなさい」と言わない環境があってのめり込めば〇〇のようになるかも。(セミナーでは具体的に有名人の名前を3名ほど挙げていました)

・前向きに自分と向き合おうとする発達障がいの方がいらっしゃれば、ぜひ、「あなたとよく似た人を知っている。その人を紹介してあげようか?」と声をかけて石橋先生に連絡をくださいとのこと。


【セミナーを受けた感想】
「当事者だから出来る支援」という言葉がとても印象的でした。どうしても私たち支援者としては自分の領域で支援を完結しなければいけない思いを持ってしまいがちで、今回の内容を聴講してもっと支援の視野を広げる必要があるなと感じました!!

そして石橋先生ファンになりました(^^)

長文失礼しました。以上です!!

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理学療法士として、障がいをお持ちの方を支援する仕事をしています。今年の5月に株式会社を立ち上げてました。30年11月を目標に障がいをお持ちのお子さんが大人になるまでに働く準備が出来る施設を開設する予定です。自分の考えをまとめた内容を文章にして頭の中を整理していきたいと思います。

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