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【雑記】一見矛盾する上司の態度について【20代の自分へ】

本日は上司と部下の行き違いについて話したいと思います。

上司の言い分・立場が分からなかった20代の自分に向けて書いています。

なぜ上司の態度に一貫性がないのか

ある時は「必ず確認をとれ」と言われ、
またある時は、「それぐらい自分で考えろ」と言われたものです。

一見すると、確認を取ればいいのか、勝手に進めていいのか分からずに、「どうしろっていうんだ!!」と鬱憤が溜まったものです。
なお、数は減りましたが、今もです(笑)

しかしながら、指示出しする側になってみると「どうしてその手順で動いた?!」「毎回同じようなこと聞いてくるな、今忙しいんだけど・・・」と困惑することがあります。

30代中盤の半端なポジションにいるため、双方の立場からこのミスマッチについて分析しました。もう少しすると、新人の気持ちを忘れる気がするので、今のうちに言語化。補足などあればコメントお願いします。

「そんな感じで消耗してます・・・」
という若者の助けになれば何よりです。何様だよ(笑)

なぜ部下に意図が伝わらないのか

結論:事案Aでは「確認をとれ」、事案Bでは「自分で考えろ(そんなこと聞きに来るな)」と上司がいう原因は、事案の性質が違うからです。そして、部下にはその見極めがまだできないため、行き違いが生じます。

★事案A⇒確認をとれを翻訳★

 相手方に提示したら引っ込みがつかない書類やスケジュールがタイトな契約などは実務経験・決裁権限がある者がチェックしなければいけません。したがって事案Aでは、「確認をとれ」と言います。

★事案B⇒自分で考えろを翻訳★

 一方で、先例・マニュアルどおりのルーティンや最初から細部を詰められない案件。事案Bでは、「(そのレベルの内容は)聞きに来ないで(先例を参照して)」又は「とりあえず進めて(経過で普段と違う部分は逐一報告して)」となります。

面倒なのは、「とりあえず進めて」の中には、「経過で気になる点は報告せよ」が含まれている点です。なので、進めてと言われたからと言っても常にGOサインが出ているわけではありません。そして、上司は気づくイレギュラー(≒気になる点)を新人は見逃しがちです。

トラブルに発展した場合、次に言われる言葉は決まっています。

「どうして報告しなかったんだ!!」

こういうやり取りを文章になおしてみると、日本って本当にハイコンテクスト(文脈を読み込み、相手の意図を察してコミュニケーションをとる)社会だなぁと感じます。海外経験ないので、案外海外も同じかも(笑)

まとめ・補足

今回は、部下・新人には事案の整理が十分にできていないので、上司の態度が矛盾して見えるというお話をしました。

私が思うに、上司と部下とのミスマッチの原因は他にも、①仕事の全体像が見通せないことですとか、②ほかにも部下を抱えていることが実感として分からないこと考えられます。

偉そうに書いてきましたが、私自身は新卒就活をしたことがなく、専門性が高く、規模の小さい職場でしか働いたことがありません。大企業あるあるですとか、上場企業あるある、外資系あるあるは分かりません。

過不足などあればコメントいただけますと嬉しいです。



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